1988年10月10日、Island Recordsよりリリースされた6thアルバム。
「ディザイアー」が1989年のグラミー賞最優秀ロック・グループ受賞。
"rattele"は「ガラガラ」、"hum"は「ブンブン」という音の声喩で、"Rattle and Hum"は騒々しい様子を表す。アルバム中の1曲、「Bullet The Blue Sky」の歌詞にも見られる表現である。
映画『U2/魂の叫び』(U2:Rattle and Hum)はU2のヨシュア・トゥリーツアーを追ったライブ・ドキュメンタリー映画で、日本でも1988年に劇場公開された。前半はレコーディング風景、メンバーのインタビューなどをモノクロで描写。後半は一転してカラー映像になり、『The Joshua Tree』の大ヒットで波に乗るU2の迫力のステージングが堪能できる。監督はPhil Joanou、上映時間99分。
映画のサウンドトラック的な位置づけだが、劇中とは異なるヴァージョンや未使用の新曲も収録されており、単独のスタジオアルバムと見ることもできる。新曲9曲、ライブ音源6曲、他のアーチストの音源2曲を収録する。