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THE WAKE OF MAGELLAN (1997年)
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THE WAKE OF MAGELLAN
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解説 - THE WAKE OF MAGELLAN
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2003-01-17 02:34:00)

97年発表の11作目。
これがヴォーカリスト、ザッカリー・スティーヴンスとギタリスト、アル・ピトレリにとって最後のアルバムになってしまった。
あまり話題にならないアルバムであるが全体のテンションは高く、最近のアルバムの中では最も安定した印象を与えるアルバムになっている。
社会問題を含んだ歴史的郷愁物語を描くこのアルバムでは全体の流れがスムーズで、一曲一曲のレベルが非常に高い。歌詞カードに掲載のイラストや歌詞を眺めながら音楽を聞いていると自分がそれらが創り出す世界に引き込まれていくのが判る。
彼らのアルバムはどれも一つのストーリーがあり、昔本で読んだ冒険物語のように僕らをおとぎ話の中へ運んで行ってくれる。
ジャケットに描かれている炎上し遭難しかかっている船を見て、なぜかトム・ソーヤの冒険を思い出した僕でした。




2. めたりーまん ★★ (2004-01-17 02:03:00)

彼らのアルバムの中で一番好きなんですが・・・評価低いな(笑)
ジャケット、コンセプト、楽曲、プロダクションなどなど、
どこを取っても完璧なアルバムだと思います。
ザッカリーの説得力のあるVoとアル・ピトレリのよく泣くG
どちらも最高。



3. わたる ★★ (2004-01-23 23:26:00)

MORNING SUNのギターソロたまらないねー。泣きまくりだよ。



4. メタラァ ★★ (2004-10-13 11:46:00)

はぁ~、これでもう11作目なんですかぁ。俺はこれで初めてSAVATAGE聴きましたよ。全然リアル・タイムじゃないけど。
本作はタイトルからもなんとなく分かるようにかの有名なマゼランに絡んだストーリーで、マゼランの子孫(だと自分で思っている老人男性)が主役。そこに麻薬関連の殺人事件などを織り交ぜ、"人間が生きていくうえでの苦悩・哀しみ"や"命"についての物語が展開される……というのが俺の物語の解釈です、今のところの。
正直、SAVATAGEの"音楽性"は今のところ俺にとっては"ツボ"ではない。(一応本作以外にも「HANDFUL OF RAIN」も聴いた上での判断)しかし、本作における"演出力"には恐れいった。ヴォーカル・カウンター・パーツという違ったメロディ・ラインのヴォーカルを幾重にも重ね合わせる方法でドラマを劇的に演出し、アル・ピトレリの豊かな感情表現をするギター、語り部として様々な表情を見せるザッカリー・スティーヴンス(時折低音域で音程が怪しく感じられるが…)、物語を上手く曲や詞に乗せるポール・オニールとジョン・オリヴァ。彼らの織り成すドラマはしっかりと音で表現されている。その点には感嘆させられる。
音楽としても"ツボ"ではないにしろ、叙情的なメロディに惹かれることも少なくないし、彼らの専売特許であるヴォーカル・カウンター・パーツは非常にドラマティックで素晴らしい。泣きのインスト「The Storm」も素晴らしい曲だ。単に"ツボ"ではないだけで、聴き込むとどんどん新しい魅力を発見できる。
なんだかんだで、結構好きなバンドになりつつある。ていうか、早くクリス・オリヴァのギターが聴きたい。(笑)




5. ジーノ ★★ (2006-01-10 13:37:00)

なんかな。。。クリス・オリヴァがいなくなってから、イマイチな作品ばかりです。楽曲に元気がないというか、ジョンの意欲が無くなったのか。。。ブルージーさが増えたり、へヴィになったりとあまり良い作品が無かった、が、この作品は中期のクリス・オリヴァがいた頃に近づいてはいる。しかし・・・何かが足りない。やっぱり、このバンドはクリス・オリヴァあってこそのバンドだったとおもう。ジョンのボーカルは個人的には好きではないので、ザッカリーとクリス・オリヴァの作品エッジ・オブ・ソーンズが一番のお気に入り。あの作品のような物はもう二度と出ないとおもうと、寂しい限りです。この作品もクリス・オリヴァが参加してたらな、と思う・・・



6. アメリフローラの95 ★★ (2009-01-07 20:29:00)

正直最初に聴いた時は「う~ん、微妙だな…」とか思っちゃいましたが、今ではかなり気に入っています。
曲単位だと地味な印象は拭えませんが、これは「SAVATAGE人生劇場」なのでアルバム単位で評価する必要があります。
オープニングからラストまで彼らの世界に浸りながら一気に聴けば、心が洗われるような感動を覚えるでしょう。
特筆すべきは随所で泣きのメロディを披露してくれるギターです。いい仕事してます。
まあ万人にお勧めとは言い難いですが、SAVATAGE節の精髄を味わいたい方はどうぞご賞味下さい。




7. cri0841 ★★★ (2012-06-02 22:40:29)

クリス・オリヴァが亡くなってからの彼らは作品毎にプログレメタル色
を強めていったようだ。彼らの目指したものが遂に結実した傑作と思う。
ザッカリーとジョン・オリヴァのVoの対比。ドラマ性。アル・ピトレリ
の素晴らしいギター(デイブ・ムステインが目を付けるのも当然)
ヨーロッパでの高い評価も納得。実に聴き応えありますよ。

確かにクリス・オリヴァは素晴らしいギタリストだと思うけど、
彼がいなくてもこれだけ凄い作品を作っていたのには正直驚いた。
俺も間違った偏見を持ってたのかなぁ・・・。
(やっぱりGUTTER BALLETに強い思い入れがあるんですよね)
これは一枚じっくり腰を据えて聴いて欲しい作品ですよ。




8. 正直者 ★★★ (2018-05-21 19:39:58)

一枚のアルバムにあらゆる要素を詰め込んだ密度の濃いアルバム。凶暴なオリヴァの咆哮。むせ返るオペラな世界観、効果的に流れる叙情的なギター、プログレ精神に乗っ取ったサヴァタージメタルの完成系と言えるだろう。しかしオーバーすぎる展開に胃もたれを起こしそうになるのも気にはなる…


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