最初、聴いた時、ピンとこなかったけど、聴けば聴くほど味のあるアルバム。 なんとなく翳りのある感じというのが、このアルバムの第一印象である。 超キャッチーな曲が少ないのも災いして、受けが良くない。私も最初そう思った。 ここで見切りをつけたら、ここまでのアルバムという低い評価を下すだろう。 しかし、聴く度に捨てておけない曲というのは、どの作品にもある。 本作の場合、私はPrice Of Love、Only Lonely、Secret Dreamがそれです。 その他には、このアルバム特有の奮因気を示す曲としてSilent Nightや オープニングにふさわしいIn And Out Of Loveは、いい曲だと思う。 初心者にはお薦めできないが、成功前の彼等を知る上ではお薦めできる作品といえよう。
今のBon Joviファンにはイマイチかもしれませんし、地味な印象かもしれませんが、マイナー曲好きにはたまりません。 ②The Price of Love ③Only Lonely ⑦The Hardest Part Is the Night ⑧Always Run to You あたりはお勧めです。
前作以上にメロディアスでミディアムテンポでズシリと感じるサウンド! ただ前作の荒削りで若若しい勢いが感じられなく、セカンドで"もう落着いた"って当時思った(笑) でもメロディーはどこか物悲しげで哀愁漂う楽曲が多い。 『The Price Of Love』、『Only Lonely』、『The Hardest Part Is The Night』、 『Always Run To You』、『Secret Dreams』がそうである。 特に『Only Lonely』の間奏ではボンに追い討ちかけるようにプリングでトリッキーな かっこいい哀愁ソロでドラマティックを醸し出している。 ボン節炸裂のロックチューン『In And Out Of Love』、『Tokyo Road』もかっこいい。
このアルバムが俺の中のボンジョヴィのスタンダード。ボンジョヴィのアルバムを初期から聞いていきワイルドインザストリート、ニュージャージー・・・と聞いていったが結局一番最後に戻ってきて魅かれたのがこの7800。確かに3作目4作目と始めて買って聞いた時は耳がいかれる勢いでリピートしまくり聞きまくったが。やはりボンジョヴィはこういう甘酸っぱさみたいなのが一番似合っている感じがする。確かにLIVIN' ON A PRAYER、IT'S MY LIFEなどで実際、力ずけされたり、WANTED DEAD OR ALIVEやTHESE DAYS、BORN TO BE MY BABYなど心から熱くさせられた名曲もあげたらきりがない。しかし、やはり自分的に哀愁漂うボンジョヴィが一番たまらない。1stや2ndは本当に心をくすぐられた。本当に今若い人で哀愁系求めてるならこれいっちゃってください。一つの夢を魅せられている感覚におちいります。
「BON JOVIは傑作ばかりだが、敢えて凡作を挙げるならコレ」みたいな可哀相な 書かれ方をすることが多い作品。 しかし改めて聴いてみると「Price Of Love」や「Hardest Part Is The Night」は 初期BON JOVIの特徴である哀メロが秀逸だし、 威勢の良い「In And Out Of Love」や、しっとりとした「Silent Night」も中々優秀だ。 駄作と勘違いしていて未聴の人にも是非試してほしいアルバムです。
SLIPPERY WHEN WET・NEW JERSEYの次に聴いたので、当時はショボく感じた。でも冷静に1STと聴き比べてみると、順当に成長しているのがわかる。哀愁が減りアメリカのバンドらしい元気さ・明るさといった要素が強くなった気がする。捨て曲らしい捨て曲もないし(あえて言えばTOKYO ROAD)、再評価してもらいたいアルバム。