LAST CARESSが入ってるので何気に買ってみたんですが、あまりの素晴らしさにしばらく声も出ない始末でした。まずビックリしたのがグレンの声質。もっとストレートやと思ってましたが、モロに演歌。演歌って言っても、大川栄作やサブちゃんとかではなく、もっと広い意味での演歌です。ある意味、MOTORHEADにもそれは感じるような。「とりあえず俺に付いて来いや!」的な声です。パンク/ハードコアで一緒に歌いたいと思った初めてのアルバムです。
1996年にリリースされた棺桶型ボックスセットで初めて日の目を見た"本当の1st"。 ボックスセットの黒地に銀ガイコツの特製ケースも良かったが、翌'97年に当初のオリジナルジャケットで単独CD化。 録音は1977年というのも凄い。 本当に古さを感じさせない音。 "last caress""return of the fly""teenagers from mars""hollywood babylon""attitude""bullet""she"等現在もライヴで欠かさず演奏される代表曲が目白押し。 次作『WALK AMONG AS』よりも音が太く、特にジェリー・オンリーのベースがブンブン唸っていて最高にカッコイイ。 色気のある声で朗々と歌う御大グレン・ダンジグのヴォーカルスタイルもこの時期既に確立。