'02年発表。メイデン久々のライヴアルバム。『BRAVE NEW WORLD』までのキャリアを総括。従って、当然のことながらスタジオ最新作からの曲が多い。だが、これが良いのだ。 まず、「THE WICKER MAN」。ライヴ・ヴァージョンで聴くこの曲は、かなり格好良い。「INTRO」が終わり、この曲が始まる瞬間はゾクゾクするような興奮を覚える。かの名作『LIVE AFTER DEATH』で、チャーチルの演説から「ACES HIGH」へと移る瞬間を思い出させる。 2曲目の「GHOST OF THE NAVIGATOR」も、「RIME OF THE ANCIENT MARINER」を想起させる。全般的に『BRAVE NEW WORLD』収録曲はライヴでは魅力が格段に増している。 だが、本作での一番の聴き所は、やはりCD1の8曲目「SIGN OF THE CROSS」と、CD2の2曲目「THE CLANSMAN」である。やはり、ブルース=ディッキンソンというヴォーカリストは、唯一無二の存在であることが思い知らされる。とにかく上手い。 メイデンにはライヴ・アルバムが多い。どの作品もバンドの歴史を総括する役割を担っており、いずれ劣らぬ名盤揃いだが、本作も間違いなく名盤である。全く、IRON MAIDENというバンドは、どれほどの高みに到達しようと満足することを知らない。次のスタジオアルバムも、凄いぞ。きっと。
BRAVE NEW WORLDが気に入ってる人ならこのアルバムは何倍にも楽しめると思います。BRAVE NEW WORLDを気に入ってなくとも、新たにBRAVE NEW WORLDの良さを発見することでしょう。ブレイズベイリー時代の曲(SIGN OF THE CROSS、THE CLANSMAN)も新たな名曲として生まれ変わっていて凄い!
私はDVD版を持ってる。これはかなり観まくったね。セットリストがBRAVE~からの曲が多いのが気になるが、ライブならではのトリプル・ギターのサウンドの厚みと25万人の観客の大声援に圧倒される。まさに大海原のような人の集まり、熱狂。 ブルース・ディッキンソンは凄い!年をとるたびにパワフルになってる気がする。ステージをせわしなく動き、観客を煽るパワーはどこからでてくるんだろうか?ラストのRun To The Hillsをギリギリブチ切れで歌いきるところなんて感動モンだ。
大観衆の熱気が十二分に伝わってくるロック・イン・リオでのライヴ。 この時点での最新アルバムである「BRAVE NEW WORLD」収録曲がメインとなっているが、その新曲においても観客のシンガロングが半端じゃない。 また、ブレイズ時代の曲である「SIGN OF THE CROSS」や「THE CLANSMAN」をブルースが歌うことにより、オリジナルを超える名曲へと昇華させている。 彼らが今まで発表してきたライヴ・アルバムはどれも素晴らしいものばかりであるが、今回も完成度・記録的価値の両面で素晴らしいと言える内容となっている。 同名DVDも出ているが、勿論そちらもお勧め。
まさに五感が麻痺するような興奮と感動を与えてくれる超名作ライヴアルバム! ブルースが歌うTHE CLANSMANのカッコ良さは並じゃない。 他にもHALLOWED BE THY NAMEやFEAR OF THE DARKなど鳥肌ものの演奏が目白押しで、 BRAVE NEW WORLDからの曲もライヴで魅力が増しています。 このライヴを聴くとトリプル・ギター編成は正解と思えます。 観客の反応も最強のレベルです。 思わずDVDも購入してしまいました!!
さすがはメイデンのライヴ!!しかもオーディエンスは25万人!!しかもそこは熱いサンバの国、ブラジル!!曲の声のデカさはハンパじゃない!!「FEAR OF THE DARK」は素晴らしい仕上がり!! それにセット・リストも名曲・超名曲勢揃いで圧倒的!!なのに聴きたい曲がまだ沢山あるんだから、いかにメイデンが良い曲を残して来たかってのが思い知らされます。 まだDVDしか持ってないけどCDも買いたい!!
3週間前に購入、そして今日やっと見た。 「凄い!!!!!」 いや~凄い!!!カッコえ~!!!メイデン最高!!! 以前出していたFEAR OF THE DARKの時のツアー以来のビデオなのでメンバーの衰えがあるんじゃないのかとちょっと心配で見るのが恐かったのですが、見たらそんな心配事は一瞬で消えうせた。 見ていると興奮してくる。そしてリズムやパフォーマンスに反応して体が勝手に動いてしまう。メンバーのテンションも高く、見ててうれしくなって笑ってしまう。 選曲も私の大好きなアルバムBRAVE NEW WORLDからの曲が多くてなお満足。 メイデンからは「硬派なロックスター」的なものも感じる。みんなが憧れる気持ちもよくわかるな~。 HMを語るうえではは絶対に欠かせないBANDだと改めて思った。思いしらせれた。まいりました。お手上げです。ばんざ~い!!!
DVD、CD、両方共購入。どっちも素晴らしいが、DVDの方は若干、音が悪い気がする。 それを差し引いても98点ぐらいの出来ですけどね(笑)。では「ROCK IN RIO」の良い所と悪いところを、それぞれ。 <良い所> ・ブルースの歌唱力が今までのライブ音源の中で一番良い。特に大作での歌唱は素晴らしい。 「THE EVIL THAT MEN DO」、「RUN TO THE HILLS」も今までで一番歌えてると思います。 ・ニコのドラムの音がズドン、ズドン、と響いていてとても良い。今までの音源は音が軽いのが気になったんですが、今回はGOOD! ・観客のノリが半端なく、こちらも自然と引き込まれる。 ・メンバーが良く動く!!特にブルースとヤニック!曲中二人でコサックダンスしてるのは、凄い。 ・「BRAVE NEW WORLD」の曲がスタジオ音源よりも、トリプルギターが生きていて、まるで別の曲のよう。「BLOOD BROTHERS」はかなり良かったです! <悪いところ> ・いつものことですが、相変わらずヤニック&ニコがハシリ過ぎ!「2 MINUTES TO MIDNIGHT」はニコがハシっており、ヤニックは「THE TROOPER」と「THE EVIL THAT MEN DO」のエイドリアンとのハモリの部分ズレすぎですよ。やっぱり合わせる所は合わせてほしいな~。それと「IRON MAIDEN」は今までので一番出来が良くなかったかも・・。PAが悪いのか、音がグチャグチャだったし、ブルースの声もマイクの調子が悪いのか、いきなり声が小さくなっちゃった・・。 ・野外ライブのため、スティーブのベースの音があんまり聞こえないのが残念・・。 ・個人的には「THE MERCENARY」やるぐらいだったら、「OUT OF THE SILENT PLANET」やって欲しかった。 こんなとこです。とりあえず、メイデンのライブ盤では、今はこれが一番好きですね。 次のライブDVDが出るのをとても楽しみにしてます。
このライブはいいっすね。大好き!このDVDの最大の見所は観客の多さに尽きるでしょう(笑)。日本ではこの人数を集めれるバンドもいなけりゃ場所もないもんね。それに観客のあの熱狂ぶり。熱すぎ。見てる俺のほうが息苦しくなるくらい熱いっす。「Wrathchild」の赤いTシャツのにーちゃんのヘッドバッキングとか「The Evil That Men Do」の肩車してもらって歌ってるおねーちゃん2人なんかを見ると、俺もあの観客にもみくちゃにされながらこのライブを見たかったと思ったよ(笑)。そしてそれに応えるようにバンドも飛んだり跳ねたり走り回ったり踊ったりとパワー全快。なんで歌ったり楽器を弾きながらあそこまでできるんだ?しかもおっさん達が(笑)。 今回のCD/DVDはほんとに音がいいね。とくにドラムの音はすごくいいよ。「Hallowed Be Thy Name」の中間部の静かなところから疾走パートへ移るところ(ブルースが「Scream for me, Brazil」って言う前)のタム回しなんか、すっげーいい音だと思ったよ。特にフロア・タムの音!! 俺はメイデンは「Hallowed Be Thy Name」と「The Evil That Men Do」さえやってくれれば新曲なんかいらねーと思ってたけど、今回「Brave New World」とか「Blood Brothers」を見て、やっぱ新曲もいいなと思ったよ。特に「Brave New World」のデイブのソロの後のトリプルギターのハモリなんか鳥肌たったしね。メロディももちろんいいけど、スティーブを入れた4人が横一列に並んで弾いてる姿には、体に100万ボルトの電流が流れるくらいシビレまくったよ。さすがメイデン、やることが全てにおいてカッコイイよ。ホント絵になる奴等だよね。 熱いライブを見たいと思ったら、これに勝るDVDは他にないでしょう!!! HM/HRファン必見!!!
6人体制になっての初のライヴ作品で、CDとDVDの両フォーマットあり。ライヴバンドならではの熱気と勢いがそのまま伝わるような録音状況は良質で、Brave New Worldからの曲も含め楽曲の魅力の増し方がスタジオ版がしばらく聴けなくなるほどのレベル。やや落ち着いた作風のBrave~の曲も過去の名曲に負けず劣らず盛り上がっていて、Disc1の7における合唱パートには思わず感涙。