①"Soldier Of Fortune"・⑤"Red Light Shooter"・⑩"Demon Disease"などが、パワフルでカッコいい! そして③"Danger Of Love"・④"25 Days From Home"は、凝っててとても面白い味を持っていると思う。 楽曲のタイプも幅広いし、全体的にとてもクオリティが高いアルバムだと思います。
前作『HURRICANE EYES』がアメリカで不発に終わったことを受けて、テクニック志向を抑制し、LOUDNESS史上最もメロディアスな曲作りが試みられている、'89年発表の8thアルバム。 個人的に初めて購入したLOUDNESS作品ということで非常に思い入れのある1枚なのですが、こうした作風の変化や、個性の塊のようだったオリジナル・シンガー、二井原実の脱退を否定的に捉えて、雑誌では「アクが抜けてごく普通のHR/HMバンドになってしまった」と嘆くレビューも見られました。 勿論気持ちは分からなくもないのですが、しかし「ごく普通のHR/HMサウンド」のカッコ良さを舐めたらいかんぜよ、と。新Voマイク・ヴェセーラの熱唱、その彼のメタル声と化学反応を起こして、リフ/リード両面において更に切れ味の鋭さを増した高崎晃のG、そしてスピーディ且つタイトなリズム隊の存在が映える“SOLDIER OF FORTUNE”と“DEMON DESEASE”という、極上の名曲2つにサンドイッチされる形で並んだ中庸な魅力を備える楽曲群は、ほんのり和風テイストも取り入れたメロウな“25 DAYS FROM HOME”を筆頭に、ヘヴィ・メタリックなエッジは保ちつつ、胸を打つ哀愁とキャッチーなメロディに彩られた、いずれ劣らぬ逸品揃い。 つくづく、この編成が長続きしなかったことが惜しまれる名盤なのですが、90年代のLOUDNESSの混迷ぶり(と敢えて言いますが)を鑑みると、もし仮に同一編成であと何枚かアルバムを作ったとしても、これほど凄い作品が再び出来たかどうかは微妙なところではないでしょうか。短い出会いだったからこそ眩く輝いた、みたいな?
3. ライキチ ★★ (2002-12-07 17:06:00)
80年代の雰囲気はかなりあるけどそれが好きな人にはたまらないでしょう。
マイクヴェセーラもいい調子で個人的にも好きなVOなのでさらに好感度アップ!ついでに昔の曲も全部歌って欲しかったけどね。
ギターに関してもいい感じなのばかりです。
5. kotora ★★ (2003-03-16 01:08:00)
マイクでないとだめだったというのは皮肉だけど、いい仕事してます。
このまとまりが具合は、この後には出てこないし、
この完成度は、以前のLOUDNESSにはなかったですね。
8. ツライチ ★★ (2003-08-31 16:20:00)
やっぱりマイクのヴォーカルの方に惹かれてしまう...曲もいいが高崎のプレイも聴き所満載で、計算されたリフ.ソロ、ともに充実してます。
1曲目の4フィンガータッピングや2曲目の両手交差のタッピング、10曲目のスイープなどなかなかテクニカルなプレイが聴けます。
タイトル曲はベストアルバムLoudest収録のライブヴァージョンの方が好きです。
サウンド処理はイマイチですが、買って損はないと思います。
10. z-zz ★★ (2003-11-28 21:16:00)
11. こうじ ★★ (2003-11-28 21:34:00)
熱い!!!!漢くさい!!!
ロック魂が胸を焦がす。
13. 銘菓ひよこ ★★ (2004-01-11 04:46:00)
を得て思いっきりピュアなヘヴィメタルを追求した作品ってとこですかね。
高崎晃も弾きまくってるしバンドとしても新たな可能性を求めてとても充実しているように感じます。
ヴェセーラのVoも声の張りといいシャウトの伸びといい、この頃がベストではないでしょうか?
惜しむらくはアメリカでは思ったほどのセールスは上げられなかった事。
こんな完成度の高いヘヴィメタルアルバムはそうそう作れるもんじゃない。売れて欲しかった。。