ゲイリームーアのアルバムの中で最もハードで、個人的には最初に買ったものなので 思い入れが強くあり、一番好きです。緩やかなギターとボーカルで始まり、一転、ハード なギターが絡んでくる、VICTIMS OF THE FUTUREや、EMPTY ROOMの哀愁漂うバラード、激しく パワフルなギターでリフがカッコイイ、MUDER IN THE SKIES、そして、美しいメロディーで 歌いたくなるようなHOLD ON TO LOVEなど、聞き応えのある素晴らしいアルバムです。 ハードロックとはこういうものだと、答えたくなる、正に、バイブルといえるような作品です。 これを聞かないなんて信じられないですね。絶対に、どんなことがあっても、聞くべきです。
ゲイリーのアルバムの中では、サウンド、歌詞共に一番ヘヴィなアルバム。"Victims Of The Future"、"Empty Rooms"、"Murder In The Skies"等聴き所が多いが、この時のゲイリーの無理やり出している(がなりたててる?)ヴォーカルはあまり好きでない。それにCDのこの曲順は何だあ。僕はLP世代なのでこの曲順はいただけない。やっぱり1曲目は"Shapes Of Things"後順番に"Hold On To Love"、"Murder In The Skies"、"Empty Rooms"、"Victims Of The Future".....でしょう。
長年慣れ親しんだアナログ版の曲順の方が確かに良かった。2曲目にTeenage Idolってのはなー・・・全体的にはHold on to Loveが入ってるせいか前作よりもPOPな印象がある。Journeyを感じさせるようなキーボードの音が良い曲なので自分などはサウンドシステムを新しく導入する時の視聴に使いますね。カバー曲Shapes of ThingsでのテンションたっぷりのソロやMurder in the Skiesのリフのメタリック加減など、彼の履歴を考えると異常な程にハードな方向性も併せ持ったいた時期であったと考えられる。名曲Empty Roomsはこのアルバムのオリジナルバージョンがギター三昧で一番好き。ま、イアン・ペイスはゲイリー側からの制限もあったんだろうけど明らかにやっつけ仕事。逆にこの時期のゲイリーの片腕となったニール・カーターというキーボード奏者はハーモニーも取れる名プレイヤーである。後に出るエメラルドアイルズというビデオ作品でのコーラスのリハーサルが印象深い。
『名盤』!! 物悲しい哀愁漂う美しいバラードと思いきやヘヴィーチューンに変貌しゲイリー高音ボイスバリバリの『Victims Of The Future』。 これまたイントロでも間奏でも泣きまくりのリフ・ソロ、ヘヴィーなバッキング、メロディアスな『Hold On To Love』。 これぞゲイリー節のクラシックなメロディーラインの超速弾きマシンガンピッキング炸裂ソロから 始まる超攻撃的な『Murder In The Skies』! 『End Of The World』を彷彿させるが、こちらの方がギターに破壊力を感じる!爆裂! 超名曲『Empty Rooms』は、アルペジオといい間奏の泣きの哀愁漂うギターソロといい涙誘う 素晴らしいバラード!チョーキングが素晴らしい! ゲイリーのギター音が一番ギラギラしていて攻撃的であったアルバム!
名盤と言われている前作よりこっちのほうがよく聞きました。撃ち落された大韓航空機のことを歌ったMURDER IN THE SKIESと、バラードのEMPTY ROOMSが特に好きです。CD持ってない。レコードプレーヤーも無いからテープしか聞けない。車でテープ聞けないから最近聞いてない。やっぱCD買おう。
これは良い曲もあるけど アルバム全体としてはどうかな? 似合わないのにゲイリーが無理してメタルし過ぎ。特にMurder in the skyとかVictim of the futureとかつらい。 むしろHR色を強めたShape of things(本歌はジェフベックグループ)とか、AOR色の強いHold on to loveの方が似合ってる。ゲイリーのボーカルじゃなければHold on to loveはチャートイン出来るほどにいい曲だったのでは?
当時「Hold on to love」は実際に全英チャートにもランクインしてましたよ。 皆様があまり好まない「Teenage Idol」が個人的には好き(笑)。 しかしアナログとCDでは、ランニング・オーダーが異なるため、まったく違った印象を 受けるなぁ。 「Law Of The Jungle」は当初オジーが参加する予定だったはずがキャンセル。 ゲイリー本人の歌唱はどことなくオジーっぽく聞こえるのが可笑しい。 (後にLed Clonesで共演が実現) 個人的には前作のストラトの太いトーンがお気に入りだったんだけど、 この楽曲群ではやっぱりハムバッキングが合ってますね。