スウェディシュデスメタルのアグレッシヴさと突進力でザクザク攻めてきたかと思えば、哀愁あるギターのリフとメロでしっかり聞かせる箇所もあり、まさにメロデスの名盤・・・。そんなアルバムです。メロデス、というと俺はキーボードとかシンフォニックだとかそんなことを思い浮かべるが、このバンドは少し違った。確かにキーボードもいい味出してるけど、何といってもギターのメロがたまんない。これはいいよ!!そしてミカエルのボーカルもまた楽曲の素晴らしさを何倍にも引き上げてくれる。初期メロデスの名盤にしてダートラの中でも1,2を争う名作。 お勧めの曲はEDENSPRING,THE ONE BLOODING WARNING、of MELANCHOLY BURNINGそしてPUNISH MY HEAVEN!!特にこの最後に挙げた曲だけを聴くために買っても良いと思う。まさに美と醜の対比が生み出した、暴虐的で美しい楽曲だ・・・
同時期のAT THE GATES「Slaughter of the Soul」やIN FLAMES「The Jester Race」と比べると、演奏の安定感の無さが目立ちますね。 このアルバムに収められている曲はどれもメロディは最高にイイんだけど、なんでこの頃のDARK TRANQUILLITYって曲の終わり方がこんなにもダサいんだろ?? でも、DARK TRANQUILLITYは好きです。