多くを語るまでもあるまい。黄金時代の名作ライブ盤にして誉れ高き最高傑作。 メンバー、選曲、時期、演奏……総てがベストだ。 各曲ともスタジオ盤を超えており、幾多のベスト盤よりも遙かに優れている。 (LIZZYの編集盤はレアトラックの為に存在するようなものだ) ここから聴くのが王道であり、最後に辿り着くのも本作だろう。 「BLACK ROSE」「THUNDER AND LIGHTNING」を超えて本作が代表作であり続けている事実は、“LIZZYにギターヒーローは必要ない"事の証明でもある。 勿論、派手なヒーローが好きな人にまで本作を強いるつもりは毛頭ない。 だが、いずれはこの「LIVE AND DANGEROUS」や「CHINATOWN」、そしてできれば「VAGABONDS OF THE WESTERN WORLD」でLIZZYサウンドのなんたるかを知って欲しいと願わずにはいられない。
1978年に発表された、ライヴアルバムの名盤として有名な作品ですね。 上のみなさんがおっしゃるように、本当に素晴らしいライヴアルバムで、 スタジオ版を軽く上回るテンション、そして完成度を誇っています。 独特な味わいのあるフィルのヴォーカル、気持ち良くスウィングしているダウニーのドラミング、 抜群のコンビネーションでリフ・メロディを奏でるツインギター(特にロボの泣きのギターが最高!)。 全てが噛み合っていて、THIN LIZZYの魅力を余すことなく伝えてくれるアルバムです。 中でも、"Still In Love With You"。この名曲、名演は多くの人に聴いてほしいと強く思います。