1曲目の「WHEELS OF FIRE」の桁外れの衝撃性から、本作「KINGS OF METAL」を最高傑作と称する方々は結構いますが、う~ん、3番目か4番目くらいかなぁ?いや、本作は勿論充分すぎるくらい凄いのです。しかしMANOWARは他のアルバムでもっと超凄いことしているのです。それだけ彼等のパワーは並外れているのです。 最高傑作ではないですが、「HEART OF STEEL」「THE CROWN AND THE RING」「HAIL AND KILL」といった名曲から大仰さの極み「THE WARRIORS PRAYER」~「BLOOD OF THE KINGS」が収録されていることから、入門者は本作から手を出しても良いかも。 「KINGS OF METAL」の歌詞にきっと呆れるはず。「他のバンドは演るがMANOWARは殺る」ですもんね。最初は理解出来ず「馬鹿かこいつら」何て思うことでしょう。まあそれは無知故の過ちというやつで、どっぷり浸かれば3日後には「こいつら最高!」に変わることでしょう。 真のメタル者なれば、本作の素晴らしさを絶対理解出来るハズ。理解出来ない人は偏見者か、縁がなかった可哀そうな負け犬ちゃんだけだと言い切ってしまおう! 「PLEASURE SLAVE」以外はどれも最高。とにかく最大ボリュームで「THE CROWN AND THE RING」聴いて下さい、ブラザー。 HAIL AND KILL!!
とにかく終始ハイテンション!バラードですらアドレナリンが噴出しまくりです! マッチョ過ぎて脳ミソまで筋肉だとか、チョコ食べ過ぎて鼻血が止まらないとか、「浦安鉄筋家族」の小鉄状態だとか、そんな例えしか思い浮かびません(笑)。 個人的に「WHEELS OF FIRE」「THE CROWN AND THE RING」」「HAIL AND KILL」で臨界点を突破。
普通のメタルファンは最初と最後の曲だけ聴いてください。 この2曲だけでもお金を払う価値がありますよ! しかしほんとはほとんど全ての曲が掛け値なしに楽しめるアルバム。 曲調だけ聴いていると大げさでやりすぎでシアトリカルに過ぎるかもしれない。 でもそこを楽しめる人にはこのアルバムは唯一無二の存在となるでしょう。 個人的にMANOWARの最強アルバム! 「BLOOD OF THE KING」に尽きるゼッ!!
①を聞きながら車に乗ってるとアクセル踏みすぎてしまう…! き…危険だ……閣下は危険すぎますよ?脳に直接【アクセル全開】の指令が…!!! ⑧の『HAIL AND KILL』はまさにMANOWAR節全開のHM界の名曲!⑩の『BLOOD OF THE KING』はMANOWARの存在感丸出しの直球勝負の曲だ。⑨からの流れが堪らない。まぁ、 ⑨が曲なのかと言われると正直言って曲ではない。お爺ちゃんの昔話です(笑)。 全体的に聴いて⑦以外は、どれもパンチ力のあるMANOWARらしいHMであり、初心者で も十分対応できる名曲揃いである事は間違いない。バラードもどれも厳粛なメタル バラードで、こういったバラードはMANOWARの『専売特許』である。この男臭さが MANOWARの魅力である。
MANOWARの最高傑作は「SIGN OF THE HAMMER」だと言われているが、 それに次ぐ作品というのは、間違いなく本作である。 初っ端からスラッシュ並みに飛ばしまくる"Wheels Of Fire"、 「他のバンドは演るが、MANOWARは殺るのだ」という信念を訴えかける"Kings Of Metal"、 エリックの熱唱が聴けるバラード"Heart Of Steel""The Crown And The Ring(Lament Of The Kings)"、 ライブではさぞ凄まじい合唱となるであろう名曲"Hail And Kill"と、幅広い楽曲が目白押し! MANOWARの凄さ・強さ・素晴らしさ、が詰まった名作!
タイトルといい、アートワークといい、暑苦し・・・もとい、劇的な楽曲の数々といい、ファンは忠誠を誓い、興味の無い人間は失笑を漏らすMANOWARというバンドの一番「濃い」部分をグツグツと煮詰めたかのような、アクの強くてマッチョな作風を誇る'89年発表の6thアルバム。 個人的に初めて買ったMANOWARのアルバムであり、HELLOWEENの『守護神伝 第2章』やRIOTの『THUNDERSTEEL』と並んでメタルに本格的にハマる切っ掛けとなった1枚だけに思い入れも一入なんだけど、その辺の贔屓目を抜きにしても本作のクオリティは『HAIL TO ENGLAND』『SIGN OF THE HAMMER』等の傑作群に匹敵する高さ。(・・・じゃないかな、と) CD用ボーナス・トラック⑦がちと弱いが(ネタ曲としては満点)、それ以外は、スラッシーな疾走感とダイナミックなサビメロが圧倒的興奮を生む①に始まり、ラストを締める、余りに大袈裟で芝居がかった展開が笑いと感動を呼ぶ組曲⑨~⑩まで、全編これ捨て曲なし。中でもエリック・アダムスの熱唱が胸焦がす大ヒット・バラード③、100人からの男性コーラス隊が参加した荘厳且つ厳粛極まる⑤、そして劇的にしてキャッチーな(来日公演でも物騒な「HAIL&KILL」コールを巻き起こした)本編のハイライト・チューン⑧といった楽曲のカッコ良さは鳥肌モノ。 また今回特に注目すべきは、これを最後にバンドから脱退するロス・ザ・ボスのGプレイ。一般的に、ジョーイ・ディマイオの作る楽曲と、エリック・アダムスの超絶歌唱があれば、それでMANOWARサウンドは成立するというのがファンの共通認識なれど、このアルバム以前と以後とで、その作風が微妙に変質していく事を鑑みるに「やはりオリジナル・メンバーのロスの存在って重要だったんだな~」と、その豪快さと繊細さを併せ持つGプレイを聴きながらしみじみと実感させられます。 ロス・ザ・ボス在籍時代の集大成とも言える、気合の入った傑作。
「Kings of Metal」って自分達で言っちゃってますからねw ただそれに値する内容を誇る名作です。 一曲一曲のメロディ、質が良いので飽きませんし聴きやすいです。あまりにも大仰な仕掛けには初めて聴いた人は流石に引いてしまうかもしれませんが、それを楽しめるようになればメタルというジャンルそのものをもっと深く楽しめるようになると思いますよ。