2nd。 らくがき帖「夏のBGM」でも挙げられているThe Heart of Summer収録で、聴いた後に爽やかな気分になれる。 まあ、FWは全部爽やかな気もちょっとするんですが・・・。今作は特にってことで。 ちょっと思ったんですけど、このバンドの楽曲って骨組みやギター・ソロはもちろんいいけど、なんかBメロがツボにはまるんですよね。 Angel of Dawn、Burning Heart、What Did You Findが好きです。
正直1stや3rdには楽曲の充実度では劣るがする。(4thは未聴) しかし、音作りというか雰囲気が他のアルバムとは違うので、彼ららしいことには違いないけど、他の作品と感触の違いもある。 1,STARS AND THE MOONは質的には良いものの、1曲目としては雰囲気的に弱い気もする。しかし、この曲がこのアルバムが"落ち着いた"印象の作品であることを象徴するかのようでもある。…と思いきや、2,ONE WAY UPはエネルギッシュなロックンロールっぽい曲で攻めてくる。……まぁ、別に不満も文句も全然ないから構わないよ。(笑) 本作でのハイライトはこのサイトの曲ランキングが示している通り11,BURNING HEARTでしょう!!アンディによるギターソロは絶品で、ここを聴くことによって「このアルバムを買って本当に良かった」と思わされる瞬間だ。 他にも5,DON'T GIVE UPや6,LONELY ROOMS、10,ANGEL OF DAWNも非常に素晴らしい楽曲なので是非是非聴いてもらいたい。 ただ、彼らにしては大作、といっていいかも知れない7分近い7,DESERT SONG、他の曲とは趣の違う9,DESOLATION ANGELSは個人的にはイマイチな印象で、この2曲をカットしてれば時間的にももっとスッキリしてより聴きやすくなったのではないか、と思う。 なんにしても、彼らは非常に質の高いメロディアスなロックを聴かせてくれる(聴かせてくれたという方が正確か)素晴らしいバンドだ。この作品もその例に漏れてはいない。
一番最初に買ったFWのアルバム。 やたらと高い評価を受けていたのでどんだけいいのかと思って買ったら、数曲以外はまったく良さがわかりませんでした。始めはそれを今作がたまたま合わなかっただけだろうと思っていましたが(わりと評価がわかれてるみたいだし)、後に発覚することですが、自分はウレ・リトゲンの作る曲がどうも苦手みたいです。「BURNING HEART」がまさかそんな名曲と言われているとは思いませんでした。まあ苦手といっても好きな曲はあるんですけどね。ちょっとみなさんとはズレてるようですが。このアルバムでいえば、「ONE WAY UP」、「TOO LATE FOR LOVE」、「LONELY ROOMS」、「ANGEL OF DAWN」の4曲は好きですね。他はちょっとわかりませんでした。 しかしそれでも今もFWを好きでいられるのは、ヘルゲ・エンゲルケの作る曲がとにかくツボだったからなんですね。曲数は少ないですけど、これほどまでに美しいメロディを生み出す人がいるのかと衝撃をうけたもんです。このアルバムでは「STARS AND THE MOON」と、「DON'T GIVE UP」がやはり爆発的に好きです。この2曲だけでむしろ買ってよかったとさえ思います。ヘルゲはギタリストとしても素晴らしいし。 他のアルバムもこれと同じく、ヘルゲの曲が破滅的に好きで、ウレの曲は好きなのは好き、といった感じです。しかしせっかく自分好みの幻想的な世界観を繰り広げているアルバムなのに、曲が理解できないというのももったいないと思うんですけどね。
彼らの全アルバムの中で、一番音が良いのはこのアルバムだと思う。 ライヴ感のあるサウンドで、聴いていて気持ちいい。 上のほうで誰かが書いていましたが、乾いたギターサウンドも良い。 「Too Late For Love」のような、くっさーいバラードはあまり好きじゃないけど、 「The Heart Of Summer」とか「Pictures Of Love」等の、明るい中にもほのかな 哀愁が漂う曲が良いですね。
彼らにとって最高の人気曲"Burning Heart"が収録されている2nd。 同曲が最高の名曲であることは言うまでも無いが、そのほかにも "Don't Give Up""Desert Song""Stars And The Moon""Pictures Of Love"等、 泣かせる曲が盛りだくさん。 サウンドはよりシンプルに、ギターはよりハードになるなど、前作よりロック色が 強くなっていると感じます。 ちょっと収録曲が多すぎる気がしますが、削っていい曲があるかと言うと特に見当たらない。 この辺りでも改めて彼らの底力を感じてしまいますね。
「ANGEL OF DAWN」という曲、マンダリンで歌って中国の古い楽器でも入れたら・・・と思う。 やっぱりアジア人はオリエンタルなムードに弱いのか、この曲が大好きです。 ってか、だから日本でしか売れないんじゃないの? 「BURNING HEART」を筆頭に、平均点以上のかなり秀逸なメジャー感漂うメロディアス・ハードを展開してます。ヴォーカルのトミー・ハートもソウルフルでやたらと上手いし、メンバーだってZENOつながりで豪華だし。 なのにBIG IN JAPANなんだよなぁ、納得行かないです。