1981年7月31日、Columbia Recordsよりリリースされた7thアルバム。
キーボーディストのGregg Rolieがバンドから脱退し、Jonathan Cainが加入して制作された。
1975年のデビュー以来、着実にスターダムへの階段を上がってきたJourneyが、その頂点を極めた作品として知られ、本作によって『Infinity』(1978年)から続く「ハードでありながらキャッチー」という路線を確立した。
「Don't Stop Believin'」「Open Arms」といった、代表曲が収録されており、現在でも本作からライブのセットリストに組み込まれる楽曲は多い。
Jonathan Cainの加入により、よりキーボードのプレイが目立つようになった反面、Neal Schonのギターを生かしたハードロックの要素は健在で、総じてより洗練された音楽性に変化してきており、1980年代という時代を象徴するようなメロディとサウンドになっている。それ故に産業ロックと揶揄されることも多く、同時代に活躍したKansasやForeigner、Styxといったバンドも同じ方向へ進んでいくことになる。
Billboard 200において全米1位を記録し、イギリスでも初のアルバム・チャート圏内入り(32位)を果たした。
2013年までに世界で1,200万枚のセールスを記録している。これは、Journeyのオリジナルアルバムでは最高記録である。
Recorded:Fantasy Studios, Berkeley, California, April–June 1981
Producer:Mike Stone, Kevin Elson