1997年9月23日、EastWest Recordsよりリリースされた4thアルバム。
1994年のKevin Moore脱退の後任として加入したDerek Sherinianが関わった唯一のフルアルバムである。
前作「Awake」がワールドツアー後休みもなく曲作りを始め、急かされてレコーディングされたのに対し、今回は曲作りに約1年半を費やしている。
製作直前にバンド内でメンバーの子供の誕生や、身内の不幸が相次ぎ、その「感情のローラーコースター」(当時のメンバーの弁)が音楽性に影響を与えたとのこと。
Billboard 200では52位を記録。アメリカだけで14万枚以上を売り上げた。
Recorded:June–July 1997 at Avatar Studios in Manhattan
Producer:Kevin Shirley
1. 定ちゃん ★★ (2000-02-22 17:44:00)
3rdはダークで重い雰囲気に包まれてましたが、今回はまた明るさが戻ってます。
4曲目のバラードは凄くいい曲で泣けます。9曲目もノリノリで大好きです。
しかし、なんと言っても97年度My Best SONGの7曲目「Lines in the Sand」に尽きるでしょう。12分を越える曲ですがグルーブ感に溢れ、中間ギターソロも最高です。
この3曲だけでも買う価値有り。
全体的には2nd、最新作には劣りますが、上記のキメ曲が含まれるので僕は大好きなアルバム。
3. C3 ★★ (2002-04-01 22:23:00)
4. 29 ★★ (2002-05-10 00:40:00)
音楽としては間違いなく素晴らしいんですけど、DREAM THEATERのアルバムとして考えると、どうしてもHMとしての緊張感に欠けるというか…。ハッキリ言ってボーカルオリエンテッドな作品じゃないですか?でも個人的にはこのメロディはジェイムズの持ち味を生かしきっていない気がするんですよ。これは感覚的でしかないので上手く説明できないんですけど。
でもDTには定石が存在しないんですよね。個人的には「IMAGES AND WORDS」で完成された曲展開とメロディの融合が理想なんだけど、毎回アルバムで提示してくる内容が違うのがこのバンドの特徴だと気付きました。
そう考えるとこのアルバムの位置付けも自ずと見えてきそうなんだけど、どうにもつかみどころがないなぁ、というのが正直な意見です。恐らくこれはC3さんの言うように、「肩肘張ってない」のであって、「緊張感に欠ける」のではない、と思えるようになってきました。ん…でもどこかで無理やりそう思い込ませようとしている自分もいるなぁ…(笑)
6. 1343 ★★ (2002-10-31 00:16:00)
ヘヴィだった前作の反動で比較的落ち着いた作風になっており、小ぢんまりとした印象を与える。といってもどの曲もDREAM THEATERらしく練られており、聴く度に新たな発見がある。
ただ、2ndの幻影にとらわれてバンドの進化に適応できていない私のようなものには、少し物足りない作品であることも事実。
82P
7. Metropolis ★★ (2003-03-10 10:45:00)
「DTは基本的に何でもあり」
という大前提に立ち、前3作や後2作とも別物と思ってこだわりを捨てて音楽だけを聞き込んでいけば、この作品の良さが分かると思う。
推薦は「PERUVIAN SKIES」「LINES IN THE SAND」「HOLLOW YEARS」だが、DTは聞き込むにつれて良さがわかってくるので3ヵ月後のお気に入り曲が予測がつかない。いずれにせよ外れではないし、20回聞けば全体像が分かるのではないか。
8. うにぶ ★★ (2003-04-01 23:34:00)
演奏もテクニック的には凄いのでしょうけど、あんまりかっちりしててスリルを感じないんですよねー。そのせいか長い曲がそのまま長く感じられてしまって飽きちゃいます。
30回くらいは聴いたんですが、どうもピンときません。
でもバラードの(4)「HOLLOW YEARS」は大好き。
9. オカケン ★★ (2003-05-03 10:42:00)
もちろんいいアルバムなのは理解はしていたが、全体を把握するのに時間がかかりました。
思うのは暖かいんですね。音作りもありますがホッとするというか。とにかく聴きこむべし!なアルバムです。デレクもいい仕事してますよ。
10. すりっぷのっと ★★ (2003-05-07 23:28:00)
「IMAGES AND WORDS」の曲が1曲でも入ってたらなぁと思う自分はDREAM THEATERファン失格。
④「HOLLOW YEARS」はかなりの名曲だと思うけど全体的にはボチボチかな。
★
13. ゆーし ★★ (2003-09-01 21:50:00)
さてこのアルバム、私はなかなかに素晴らしい作品だと思いますよ。楽曲がバラエティ豊かだし。特に5.「BURNING MY SOUL」から10.「ANNA LEE」までの6曲が大好きです。ただ、最初と最後がどうしても退屈になってしまうのが個人的には痛いかな。1番人気の「HOLLOW YEARS」は個人的にはまあまあ良い、という具合。
DTらしさは確かにやや薄いし、音質も好みではないけど、私はひっそりと支持します(笑)。