ボン・ジョヴィのギターオリエンテッドバンドみたいな第一印象でしたが、なかなかいいバンドです。耳コピーしやすいです。アルバム毎にクオリティが下がっていったような気もするので、これがバンドの最高傑作でしょう。「ALL SHE WROTE」等のミディアムテンポのハードポップ曲もいいけれど、やっぱり必殺バラードに尽きます。
どの曲も必殺のリフレインを持っています。曲調はミディアムテンポなポップTune(All She Wrote, Don't Treat Me Bad)、甘いBALLAD(Love Of A Lifetime)、疾走メタルTune(Overnight Sensation)と、ともすれば拡散してしまいがちの印象を、ぎりぎりの所でつなぎ止めているバランス感覚が微妙。定ちゃんが言うとおり、多分彼らの最高傑作が本作なんでしょう。 因みに、ぞえぞえさんの言われているのは、輸入盤のジャケット。日本盤は炎に包まれているメンバーの写真。カバーは日本盤の方が「1枚上手」かも。
BON JOVIが見いだしたバンドの1STはみんな当たっているが中でも驚異的な完成度をほこるのがこのアルバム。まず剛と柔のバランスが取れた見事な音づくりが凄い。特にギターの音響とドラムのスネアの生の響きが非常に鮮明なのに驚かされる。ビルのプレイは若さあふれるという感じで好感がもてる。プロデューサーのデイヴィッド・プラターは後にDREAM THEATERの2NDも手がけているがまさに職人芸である。 ボクはHEART IS WHERE THE HOME ISとOVERNIGHT SENSATIONとHELPLESSが特に好き。ただあのジャケット内のメンバー写真はどうかと思うが…。
ALL SHE WROTEのアルバムと言っちゃ酷いかな。^^; その他の曲ではアコースティックなものが耳を惹きましたね。 産業ロックといってしまえる軽いハードロックなのですが リフもしっかりしているし、そうバカにしたものではないと思います。 でもロック好きでない人を惹きつけるまでの名盤とも思えないし HR/HMファンの疲れた耳を癒すビタミン剤のような流し方がいいのかも。
このプロデューサーの音が間違いなく私の好み!スネアの音!ギターの音色! (DREAMTEATERのI&Wと同じ人なのです) もちろん楽曲がよいからこそ何回も何回も聴きたくなるくらい好きなのですが。 少なくとも第一級の名曲が3曲はありますよー! 「HOME IS WHERE THE HEART IS」のギターソロはギターキッズ必聴!!!!! 上昇フレーズのお手本です。 メロディアスなHRの王道をいく1stはHR界の至宝。 いやー、ほんとギターはセンスいいです。
「分かり易い」ポップなテイストは、既にこのアルバムから顕在。 甘い歌メロの中にもハードなエッジ(特にギター)が効いた、正にアメリカンHRの王道的サウンドです。(コレがこのアルバムの売りですね) この人達もボン・ジョヴィのサポートでデビュー。でもこのバンド、模倣ではないしっかりした個性が十二分に感じられます。 実際、この1stは売れました。「Love Of A Lifetime」「All She Wrote」「Don't Treat Me Bad」等、佳曲も目白押し。 CJスネアのハイトーン & スウィートなヴォーカルが、耳に心地よく冴え渡ります。高揚感抜群 !
『LOVE OF A LIFETIME』凄まじいバラード!!! CJスネアのVoに強烈にマッチングした美しく、叙情性のあるドラマティックなバラードに瞬殺されたねぇ・・・。アメリカンHRの王道まっしぐらって感じで、本能の赴くままの思い切りキャッチーなSOUNDに好感が持てる。『ALL SHE WROTE』『DON'T TREAT ME BAD』『OVERNIGHT SENSATION』などの名曲もこのALBUMに花を添えている。因みに『LOVE OF A LIFETIME』も車屋の結婚式で使った曲なのだ。(もう一曲は『WHEN I LOOK INTO MY EYES』)
M.CRUEやGNRあたりとは正反対に位置する、日の光をたっぷり浴びて育った健康優良児的なアメリカン・ハード・ロック (あくまでもイメージの話ですが)。 上の方々も仰っていますが、『ALL SHE WROTE』『DON'T TREAT ME BAD』『OVERNIGHT SENSATION』『LOVE OF A LIFETIME』特にこの4曲は強力ですね。 この手のバンドが壊滅状態に近いだけに、今でも愛聴盤です。
LAメタル勢のような華やかなバンドとは一味違う、 BON JOVIのサウンドにも通じる骨太なロックが詰まった、1990年発表(日本盤発売は1991年)の1st。 <この曲を聴け!>で1、2位を争うOvernight SensationとLove Of A Lifetimeはここに収録。 決して甘くなりすぎない力強いサウンドは、今の耳で聴くと懐かしいと同時に新鮮な印象。