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LIVIN' IN HYSTERIA (1991年)
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LIVIN' IN HYSTERIA
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解説 - LIVIN' IN HYSTERIA
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ターク ★★ (2000-01-09 05:00:00)

ヘブゲ一世一代の大傑作!
だいぶ前の作品だが、ついこの前も聴いてた。
何がいいって、全部!いや、マジで。
ジャーマン界で何回聴いても飽きないアルバムは珍しい。
ジャーマン好きにはタマラナイ名盤!超大好きっ!!



2. こ~いち ★★ (2000-01-10 00:45:00)

このアルバムは私も大好きです。「いかにもジャーマン」な名盤ですね。
最後の曲GATE OF HEAVENはジャーマンメタルの名曲中の名曲でしょう。
ほかの曲もいい出来ですし。
94点。




3. 定ちゃん ★★ (2001-01-31 11:48:00)

僕も大好きなアルバム。
結局、ヘブゲはこれ1枚だけなのかな?
「LIVIN' IN HYSTERIA」「GATE OF HEAVEN」はジャーマン、否メタル史上に残る超名曲。




4. u-hat ★★ (2001-06-15 01:34:00)

これは絶対聴くべし。
GATE OF HEAVENは泣けます。
鳥肌立ちます。
ヴォーカルの喉のポリープはやはり重症だったのか?
この後、あんまりハイトーン出さなくなっちゃったね。



5. イヌ ★★ (2002-03-04 00:11:00)

これぞジャーマンメタル! と言わんばかりの作風。そのクオリティはブラガのrdに勝るとも劣らないものであり、中でも①と⑩二つの疾走チューンは、かなりの名曲。つい先日初めて聴いたのだが、録音状態も良く、今でも十分聴ける状態。最近まで聴いていたというタークさんの気持ち、十分わかりマスです。
しかし、ヘブゲとブラガが同列で語られていた時代が懐かしい。一体どちらが道を間違えたのやら……。



6. KOZY ★★ (2002-04-18 15:19:00)

このアルバムはとにかく良かった!オープニングの「LIVIN'IN HYSTERIA」からしてもう涙ものだった。アルバム全体から発してる雰囲気は、「HELLOWEEN型ジャーマンメタル」ではあるものの、独特のメロディーやへヴィーな曲調で一線を画していた。BLIND GUARDIANとは違った美しいコーラスも、このバンドの個性だった。疾走型の曲はあるものの、そればかりじゃない魅力があったなぁ。フリーデルのヴォーカルも、切なくも力強いハイトーンを駆使してたし、ツイン・ギターもテクニカルなリードを聞かせていた。名盤といえるアルバムだよ!でも・・・
ライブは酷かった!モタりまくるベースとドラム、ハイトーンが全く出ないヴォーカル・・・がっかりしたのを覚えてる。




7. ヤング・ラジオ ★★ (2002-09-01 12:54:00)

このアルバムを聞かずして、ジャーマン・メタルは語れない。アルバムから発散されるエネルギーは、半端ではない。結局この雰囲気は計算して作れないわけで、ジャーマン勢の底力を当時実感したのを今でも覚えている。多くを語りたくない。彼らの作品の中でも群を抜く完成度に、ひれ伏すがいい。この作品を聞かずして、ジャーマン・メタルは語れない。98点



8. りょうじ ★★ (2002-10-24 00:25:00)

このアルバムを聴いて、熱くならないメタルファンはいないと思う。ハートを鷲掴みするような勢いが曲と演奏にある。



9. weisu ★★ (2002-12-25 18:54:00)

唯一ブラガとタメはれるアルバム。
若手の両雄といわれた時代の最高傑作。
このあと、決定的な差がついてしまったが。
このアルバムに限っては捨て曲なし。非の打ちどころなし。
まさに名盤。



10. CLAYMAN ★★ (2003-03-04 21:02:00)

METAL1 VOL.3でNOAH'S DREAMを聴いて『いい曲だな~。Voも俺好み!』と思い、このアルバムを購入した。あまりのよさに度肝ぬかれたのを覚えてる。
①⑩はメタル史に残る名曲。




11. かふぇ ★★ (2003-03-28 05:54:00)

ヘブンズゲイトの最高傑作。
捨て曲なしで、バランスよし。
熱い。



12. Mr.sfz ★★ (2003-04-22 19:14:00)

一曲目で、瞬殺。
ラストで、悶絶。
メタラーならこれを聴かない手はないかと…
な~んて、えらそうなこと言ってますが、実は僕、彼らについては何も知らんのです。
でもやっぱりジャーマンはいいなあ、と思える一枚。
彼らについて詳しい方、いらっしゃいませんか?



13. ★★ (2003-08-07 12:44:00)

上の方たちが言ってるように、1と10はメタル史に残る最強の曲。
だけど、それ以外も粒が揃っててまさに、名盤。
かの守護神伝と同じくらいの評価をされてもおかしくないと個人的には思う。




14. ゴンザレス ★★ (2003-08-11 13:39:00)

けっこう正統派な雰囲気がある
そこがイイね



15. tubo ★★ (2003-09-07 22:34:00)

このCDに出会ったときに、私の心は
ジャーマンスープレックスで投げられました。
投げられた心を受け止めれるほどの、衝撃のCDは他では出会えていません。
しかも、それが約十年前。
十年がかりの投げっぱなしジャーマンかよ。てやんでい…



16. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-11-12 15:26:00)

一曲目とラスト。この二曲のためだけに買っても損はしません!ジャーマンメタルファン必聴の
一枚です!エリカ大感激ぃ!!




17. ★★ (2003-11-29 10:16:00)

完成度が高い!↑のみなさんと同じ意見ですが一曲目とラストだけで満足!
このアルバムの出来を考えると次のアルバムの時に
雑誌バーンの表紙を飾ったのは頷ける。(今となっては伝説?)



18. shin. ★★ (2003-12-31 04:44:00)

リビンインヒステーリーアーーーーーーーーーーーーーー!
クサ過ぎるがそこが激しく熱い!!好きだぞ!!
たまーにどうしようもなく聴きたくなる一枚。
一家に一枚へブゲのこれをどうぞ(´∀`)ノ



19. sherbets ★★ (2004-04-22 10:02:00)

最近売れっ子のサシャ・ピートなる人物を捜し求めて初めて聞いたが・・・・たまんねえっす!ほんと一家に一枚!



20. けんしょー ★★ (2004-04-26 07:50:00)

ヘブゲの代表作。というか一発花火。
いかにも「ジャーマン」ですね。
古き良き正統派欧州HM。
しかし、コレ以降は全然だったなぁ。なんでや??




21. GTA3 ★★ (2004-06-03 18:15:00)

名盤というので買ってみたが1曲聴いて押入れの中にしまわれた。昔のヘヴィメタルの名盤はどうも自分にあわんみたい。



22. 鬼眉毛 ★★ (2004-07-02 21:30:00)

名盤すぎます。文句のつけようがありません。めちゃくちゃ聴きました。捨て曲は存在しませんので安心して購入してください。とくに最初と最後の曲は「やばい」です。ジャケットも素晴らしく、そのために、CD-Rを持っていたのですが買いなおしました。以前学校の美術の先生もジャケットを褒めてました。ちなみにそのひともメタラーです。



23. モンターヘッド ★★ (2004-07-11 14:47:00)

こちらのレビューを参考にして聞いてみましたが、名盤でした。ありがとうございました。今の時代、何度でも聞けるCDはメタルに限らず稀です。



24. ミヒャエル 津田 ★★ (2004-09-26 23:58:00)

当時のジャーマン・メタル・ムーヴメントの中では、このバンドが一番好きだった。
当時のブラガと比べても、アルバム全体の出来ではヘヴゲの方が良かった。
本作とこの前のミニ・アルバムの頃が最高だったなあ。



25. メタラァ ★★ (2004-10-30 12:31:00)

ヴォーカルの声質からか、俺にはジャーマン系と言うよりは英国タイプ、てか言っちゃえばプリースト・タイプのメタルに聴こえなくもない。敢えて表現すればプリーストの『PAINKILLER』(曲じゃなくてアルバム)からあのジリジリするような感覚を薄めてジャーマンのエキスを注入したような…、或いはジャーマン出汁のプリースト味と言うか…。とにかく、ジャーマンっぽさもあるけど、プリーストっぽさも感じられる、ということです。俺にはね。(声質はまさにハルフォード・タイプだし。ちなみに、俺の中で"ジャーマン的"と言えば"HELLOWEEN"風であり、"ACCEPT"風にあらず)
とにかく、曲の出来は良いと思う。多少好みとは違ったけど高品質な正統的メタルが聴ける。⑩GATE OF HEAVENは評判通りに名曲!!
全体的に勢いが良いのも○。インスト⑤FREDLESSも勢いがあって良い。挟まれるミドル・テンポの曲やバラードもメロディが良い。よって良いアクセントになってる。
ジャケも格好良いね!あのドラゴンのお腹のシワ具合とかが好き。(笑)
にしても⑩はホントに良い曲!それを聴くだけでも十分価値あり!全曲レベルも高いし、これは聴いて損のない作品ですね!良い作品です!




26. げんぱち ★★ (2004-11-06 11:12:00)

メタラァさんと同じ意見でジャーマン系とは、あまり思いません。



27. アノニマス ★★ (2004-11-06 18:22:00)

2nd。
ジャーマンメタルなのだが、ハードロックの要素が混ざっているという印象。
ジャンルなんてどうでもいいか。
1曲目と10曲目が特にカッコいい。
8曲目のバラードもありがちだけれど良い感じだし、ミドルテンポの曲も悪くない。




28. タカ。 ★★ (2005-01-19 09:37:00)

買って聴いてください。後悔しません。ハロウィンの守護神伝ー第2章ーと同じ位名盤だと思います。



29. ウシオ ★★ (2005-01-19 13:06:00)

これは神盤ですな!出し惜しみせずガンガンやってくれました!…ただ、出し惜しみしなさすぎて次作以降はガス欠気味かな。とにかくサイコーっす!



30. ガノタ ★★ (2005-02-04 00:59:00)

地味なバンドですが、このアルバムはすごいですよ。
特に①、もう文句のつけ様がないです。
このアルバムだけに限定すれば、個人的にはHELLOWEENを超えていると思っています。
ジャーマンというよりはプリースト系の正統派に近い印象で、何回聴いても飽きることがない。
もちろん、その他の曲も水準を遥かに超えた出来。
もっとも、皆さんの絶賛する⑩については、自分はあまり高く評価していないのですが…
もし中古CDショップなどで見かけたら、迷わず購入されることをお勧めします。



31. 闇のイージス ★★ (2005-04-26 16:22:00)

このバンド、アルバムを簡単にジャンルで分けることは難しいであろう。
単純にジャーマンといってしまえばそれまでだが、一筋縄ではいかない味がある。
一味と七味の味の違いはご存知であろうか?
混ざりあい辛味とコク、風味が引き立てられるような…まさに、HEAVENS GATEは後者であろう。
その中でも、とりわけ味の強いのが「LIVIN' IN HYSTERIA」であろう。



32. Warlust ★★ (2005-05-21 08:01:00)

まさにヘヴィメタルの教科書(聖典でないところがポイント)、非のつけどころのない完璧なアルバムだと思う。JUDAS PRIEST、IRON MAIDENからの影響を感じつつも、この世代ならではのキャッチーさを存分に発揮して、今のメロスピとはまた違う煌びやかなサウンドを作り上げているのだが、その内容に全くの無駄がない。別にシンプルにまとめあげているわけではなく、むしろ多彩な要素をふんだんに盛り込んでいるくらいなのだが、それを完全に使い切っているのだ。そのスキのなさに逆に疲れを覚えるときもあるので、それが唯一の欠点といえば欠点になるかもしれないが…いや、それはあまりに重箱つつきな注文だろう。「非のうちどころのない、完璧なアルバム」としておこう。
鮮烈なメロディと勢いで畳み掛ける1,2曲目で既にノックアウトなのに、それ以降も手を替え品を替え、テンションを全く落とさず一気に楽しませてくれる。そしてラストが、名曲"Gate of Heaven"だ。感無量。この曲まで全て聴き終えた後の感想は、この一言に尽きる。
しかし、この後のアルバム、そして悪夢とも言えるライブを見聞きしてしまうと…この作品の楽曲の素晴らしさは単なる奇跡、アルバムの完成度の高さは、サシャ・ピートのでっちあげにも近いプロデュース能力の高さの賜物だったのだろう。サシャ・ピートがバンドではなく、プロデューサーとして成功した理由が良く読み取れる作品でもある。



33. 車屋さん ★★ (2005-08-08 17:08:00)

こりゃ最高だ!
へヴィメタルの傑作の1つといっても過言ではないと思う。
サシャ・ピートってやっぱ凄ぇ!!!
俺もWarlustさんの意見に同意してしまいますね。
このアルバムは『とりあえず聞いておけ!!!』という感じ!
買って損無し!!!!!




34. うにぶ ★★ (2006-03-16 20:31:00)

いま聴いても本当に完成度の高いメタル・アルバムで、たまに引っ張り出して聴いています。
疾走曲のそこはかとなく明るいメロディは、ブリティッシュでも北欧でもなく、まさしくHELLOWEEN直系のジャーマン・メタルっていう印象です。
トーマス・リトケのヴォーカルって、ヒステリックなハイトーンもですが、(6)「CAN'T STOP ROCKIN'」とかで力んで歌う時の中音域の声がロブ・ハルフォードっぽくて、JUDAS PRIESTファンにはたまらないものがあります。
クサクサなバラード(8)「BEST DAYS OF MY LIFE」も最高です。
実は曲調も幅広く、飽きずに聴けるのもポイントが高いですね。ジャーマン・メタル史上に残る名盤でしょう。




35. anchang4649 ★★ (2006-07-10 23:06:00)

発売から15年経過していますが、未だに色あせない名盤です。
IN CONTROL~本作までの流れは完璧でした。
未体験の方は本作を一度最後まで通して聴いて下さい。
最後に腰が抜けると思いますが。



36. X.I ★★ (2006-08-25 22:55:00)

ブックオフで500円で購入・・・
皆さんの言う通り本当に捨て曲無いです。素晴らしい。



37. 堕天使ひで ★★ (2006-08-31 14:33:00)

当時、私の仲間内で第二次ジャーマンブームを巻き起こした火付けアルバム。
この作品のせいでしばらく、ジャーマン漬けでした。(笑)
曲はアレンジの必要がない程完成されていて、その曲を最大限生かす曲の配置もGOOD。
ネバーエンディング・ストーリーを思わせるジャケを眺めながら、ファンタジー世界にいる気分で聴くと尚良し。



38. KA'z ★★ (2007-01-01 23:48:00)

今年(2007)の新春初メタルはこのアルバムでした。
バラエティに富んだ曲が収録されていますが一貫性のあるアルバムに仕上がっていますし、①⑩が特に素晴らしいのですが全ての曲にフックがあるので中だるみせず最後まで聴かせてくれます。上の方も仰るとおり、曲の配置も完璧で非のつけようが無いです。
今過去を振り返ると、この作品とHELLOWEENの『KEPEER~Ⅰ・II』とBLIND GUARDIAN『TALES FROM~』の三枚(四枚)は、ジャーマン系では別格だったような気さえしてきます。
ホント凄い作品ですよ!




39. ライキチ ★★ (2008-01-07 11:09:00)

ちょっと知名度は落ちるけど正統派メタル部門代表としてRiotのThundersteelとこのアルバムは見逃せない。このアルバムの方が若干ジャーマン色が強いですが、正統派と言っていいですね。内容的にも申し分ない出来。
「Thundersteel」と「LIVIN' IN HYSTERIA」。今となってもB級メタル最候補ツートップで独走中!?といってもいいのかもしれない。B級って思ったことはないけど今となってはB級になっちゃうのかな?。正統派メタルの素晴らしさを体験するならこの2枚だ!




40. ルーボッド ★★ (2009-01-15 15:16:00)

クサメタル大好き人間にはこの一枚はたまんないな。



41. モブルールズ ★★ (2009-04-29 12:09:00)

個人的にはジャーマン臭はそれほど感じない。正統派の名盤。



42. 無の英雄 ★★ (2009-10-24 03:50:00)

正統派メロディックパワーメタルの名盤。
このバンドは既に解散してしまいましたが、彼らの作品ではこれが最高傑作
だと思います。
名曲①からして素晴らしい。これ程のドラマ性持った楽曲はそう無いと思います。
現代ではDREAM THEATERの台頭また、RHAPSODYの登場によって楽曲にドラマ性を
帯びた曲は多々作られていますが、こういう判り易くシンプルなアレンジの中で
ドラマ性を出すのは簡単なようで非常に難しいです。
どの曲も単純に聞こえるようで、劇的です。
Voもかなり上手いので、安心して聞くことができます。
ジャーマンメタル史上重要な位置づけにある歴史的作品です!!




43. Arsenal / Gunners (2010-11-17 00:10:01)

基本は「ジャーマンメタル」でありながら、91年以降のメロディックスピードメタルバンドのように、陥らないバラエティ感も素晴らしい。
S級バンドのようなオーラこそないものの、A級バンドが創造しうる最高の名盤ですね。




44. リトケ ★★ (2011-01-26 04:02:44)

何気なく買った一枚がこれほどの名盤とは…
おそれいりました。



45. IWSK ★★ (2013-10-12 22:08:02)

まさか彼ら自身が本当にHeavens Gateを開いてしまうとは・・・。これを聴いた時そう感じた。適度な明るさと疾走感を兼ね備えた彼らの曲は素晴らしく、あのHelloweenの守護神伝パート3とでも言っても過言ではない。この後音楽性は拡散するが、この路線でもう一枚作っても良かったと思う。メロスピ・メロパワの最重要名盤の一つでもあるので、まだ未聴の方は是非チェックを。



46. 火薬バカ一代 ★★★ (2014-06-10 00:04:05)

現在は売れっ子プロデューサーとして辣腕を振るうサシャ・ピート(G)も在籍していたドイツの5人組が、'91年に発表した2ndアルバム。
HELLOWEENの『守護神伝』シリーズと並んで、日本におけるジャーマン・メロパワ・メタル人気定着に一役買った記念碑的名盤として知られる本作ですが、一方で、そのサウンドにHELLOWEEN的な大仰な曲展開や、コミカルなノリは控えめ。
せっかくの緊張感をおちゃらけたサビメロで台無しにしてしまうフォロワー・バンド群とは一線を画す、JUDAS PRIESTを筆頭とするブリティッシュHM寄りのソリッドな疾走感と、ドイツのバンドらしい雄々しいメロディとがバランス良くブレンドされた必殺の名曲“LIVIN' IN HYSTERIA”と“GATE OF HEAVEN”の2曲は、HEAVENS GATEというバンドの魅力の結晶にして、ジャーマン・メタル史に燦然と輝く至高の逸品ですよ。
他にも、独産バンドの面目躍如たる重厚感で迫り来る③、スピーディに閃く⑦、ドラマティックなバラード⑪etc・・・と、捨て曲なしの本作が、HEAVENS GATEの最高傑作と評価を受けるのは、当然っちゃあ当然の話ですわな。
次作以降、音楽性を拡散の方向へと舵を切ってしまったことが返す返すも惜しまれますが、逆にこんな凄いアルバム作っちゃったら、後は音楽性を拡散させるぐらいしか次の一手が思い浮かばなかったたんだろうなぁ、とも。




47. 失恋船長 ★★★ (2014-08-15 15:22:35)

シンプルでキャッチーな曲から、巧みなアレンジとドラマ性を配した楽曲と、キレのあるツインギターを活かしたスピードとメロディを揃える事により、表現力が増し全体的に躍動感と洗練度が見違えるほど進歩した1991年リリースの2nd。前作以上に緻密に積み上げた展開とフックに富んだ美旋律の数々、まさにHM/HRの醍醐味を如実に伝えており、感触的にもメジャー感のある正統性を兼ね備えており新たなる魅力を提示しております。親しみやすいメロディも聴こえてくるしツインギターの魅力も更なる磨きを掛け完成度の高い楽曲と演奏は、十分すぎるほどのつ訴追力を持ち聴き手を魅了するでしょう。アクセプトのような様式美溢れるダイナミズムも感じられ今作の持つ求心力はパワフルなHM/HRが好きな方にはたまらないでしょうね。1stの路線を推し進めつつも曲作りにおいて新たなる展開も見られる彼らの代表作、コミカルな明るさも感じさせないので、その辺が苦手な人にもすんなり聴く事が出来るでしょうね。


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