いま聴いても本当に完成度の高いメタル・アルバムで、たまに引っ張り出して聴いています。 疾走曲のそこはかとなく明るいメロディは、ブリティッシュでも北欧でもなく、まさしくHELLOWEEN直系のジャーマン・メタルっていう印象です。 トーマス・リトケのヴォーカルって、ヒステリックなハイトーンもですが、(6)「CAN'T STOP ROCKIN'」とかで力んで歌う時の中音域の声がロブ・ハルフォードっぽくて、JUDAS PRIESTファンにはたまらないものがあります。 クサクサなバラード(8)「BEST DAYS OF MY LIFE」も最高です。 実は曲調も幅広く、飽きずに聴けるのもポイントが高いですね。ジャーマン・メタル史上に残る名盤でしょう。
ちょっと知名度は落ちるけど正統派メタル部門代表としてRiotのThundersteelとこのアルバムは見逃せない。このアルバムの方が若干ジャーマン色が強いですが、正統派と言っていいですね。内容的にも申し分ない出来。 「Thundersteel」と「LIVIN' IN HYSTERIA」。今となってもB級メタル最候補ツートップで独走中!?といってもいいのかもしれない。B級って思ったことはないけど今となってはB級になっちゃうのかな?。正統派メタルの素晴らしさを体験するならこの2枚だ!