この曲を聴け!
最近の発言
Future Shock (うにぶ)
Head Hunters (うにぶ)
Speak Like a Child (うにぶ)
Maiden Voyage (うにぶ)
The Fun Tracks / Lite Me Up (名無し)
Maiden Voyage (帰ってきたクーカイ)
Future Shock (帰ってきたクーカイ)


MyPage

HERBIE HANCOCK - 最近の発言
モバイル向きページ 
解説 - 最近の発言
新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)


Future Shock

シンセサイザーやスクラッチを取り入れ、ヒップホップやテクノに近い、一般的なジャズとは大幅にイメージの異なる音楽です。
ビル・ラズウェルの影響が強いのでしょうが、こういう新しい音楽に積極的にチャレンジしていく姿勢はさすが。これも売れて、時代を代表する音楽とされたはず。
確かに今となっては時代を感じさせる音楽性/音色ですが、当時は最先端の衝撃的音像だったのでしょう(後追いなので推測)。
今聴いても2周くらいして逆に新鮮な音で、しかも刺々しい音づくりが未だに刺激的。面白い音楽です。

うにぶ ★★ (2016-12-10 01:14:10)


Head Hunters

'73年発表の、たぶん12thアルバムです。ご機嫌なエレクトロ・ファンク・ミュージック。マイルスみたいな屈折したのじゃなく、誰でもノレる、踊れる音楽です。ゆえにジャズかどうかは賛否あるところですが、かなり売れたアルバム。
4曲のみですが、楽曲がそれぞれキャラ立ちしていて、飽きさせません。
ファンキーでノリノリな(1)、1stにも収録されてましたが別物アレンジで南国風脱力系になった(2)、スリリングに突っ走る(3)、ゆったりムーディーな(4)と、うまく表情を変えつつも、ファンキーさは保って、楽しませてくれます。

うにぶ ★★ (2016-12-10 00:58:06)


Speak Like a Child

ジャケの美しさとタイトルの優しさ、そしてタイトル曲の美しさに降参です。
管楽器のチョイスの面白さや編曲の妙、ジャズとしての楽しさや躍動感と繊細さとのバランスにも脱帽。
非常にとっつきやすく、それでいて深みのある名盤です。

うにぶ ★★★ (2016-12-10 00:45:54)


Maiden Voyage

'65年発表の、リーダー作としては5枚目でしょうか。ハンコック(p)のほか、コールマン(ts)、カーター(b)、ウィリアムス(ds)がマイルス・デイヴィスのクインテットにも在籍していたメンバー(コールマンは「元」で他は一時休止中の現役)で、そこにフレディ・ハバード(tp)が加わっています。
マイルスの影響も濃いとはいえ、ここで聴かれる音楽はマイルスの作品とはまた別種の斬新さがあり、独特。帰ってきたクーカイさんのおっしゃるように恐ろしさも美しさも兼ね備えたような音楽です。
次作の『SPEAK LIKE A CHILD』や、ウェイン・ショーターの『ADAM'S APPLE』(ハンコック参加)と並び、この数年だけの彼らの作品から感じられる独特の雰囲気が気に入って、よく聴いています。
ジャケやタイトルや曲からイメージされる青みがかった透明感や雄大さ、ストーリー性、たまに垣間見える狂気や前衛性がうまくバランスをとっています。和み、開放感があるのに緊張感もあります。
ピアノ・ベース・ドラムスはずっと一緒にやっていたのでとにかく自由自在で、そこにはまるコールマンのサックスの音色が気持ち良いです。ショーターっぽいとCD解説で言われ、さらに曲によってはコルトレーンっぽくもあるように感じますが、そりゃ同時期だし、とにかくしっかり各楽曲に合っています。
ハバードのトランペットも、マイルスとはだいぶ趣が違い、息苦しくない。(マイルスはやっぱり暗いし怖い)
ゆったり聴くにも、集中して手に汗握って聴くにも良い、バランスの取れたアルバムです。未だに代表作とされるのも納得の出来。

うにぶ ★★ (2016-12-10 00:35:38)


The Fun Tracks / Lite Me Up
最高

名無し ★★★ (2016-10-30 10:18:49)


Maiden Voyage

 JAZZの人としてのハービー・ハンコックが、どれだけのものであったかは、この作品で知った。
 この玲瓏な空気を湛えたアルバムは、良く切れる日本刀(実際に手入れなどで触ったことがある人ならわかってくれると思うけど、美しいんだけど極めて恐ろしい)を想起させる。
 アルバム・タイトルは、日本語訳すると『処女航海』なわけだが、私も、このアルバム(及び、ここ数年間でリリースされている千円台のジャズ・アルバム)で、ジャズの大海を処女航海させてもらっている。
 基本的には、どうしてもエレクトリック・ギターの歪んだ音色が大好きで、ドラムがドコスカいっており、ベースがベンベン唸っているのが大好きなので、HM/HRほどジャズに惚れ込むかどうかは微妙だが、本当に音楽は面白い。
 良いメロディや超絶技巧、先進的なセンス等の生み出す感動は、どのジャンルでも不変だ。

帰ってきたクーカイ ★★ (2014-08-04 17:11:10)


Future Shock

 '83年発表。
 この人がジャズのピアノマンだと知ったのは、随分後になってからだ。
 当時は、FMラジオから流れてくる「ROCK IT」を、ただイケてる洋楽の一曲として拝聴していた。まだ、HMやHRを終生の友と認識する以前の話だ。
 だが年齢を重ねてくると、こういう一曲も大切になってくる。このような曲は当時の思い出と直結している。聴けば、なにか具体的な記憶を不意に思い出すことすらあるし。
 アルバム一枚を通して聴くと、当時流行の音作りが妙に古臭くって、『FUTURE SHOCK』というより「フューチャーになって感じるショック」を感じたりするのだが、想い出の一枚っすよねぇ。それだけは間違いない。

帰ってきたクーカイ ★★ (2014-08-04 16:38:33)