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WORSHIP MUSIC (2011年)
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WORSHIP MUSIC
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解説 - WORSHIP MUSIC
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 帰ってきたクーカイ ★★★ (2011-09-29 22:22:33)

 有難いことに、どなたかが追加して下さったのでコメントさせていただきます。
 制作段階でVo.が入ったりやめたり紆余曲折があった本作は、ジョーイ=ベラドナが歌を入れて発表されました。B!誌のインタヴューを読むとミスタ・ベラドナも「俺、最後に呼ばれたんだよね・・・」と、少し寂しそうでしたが、本当に良い仕事をしています。
 私は一時期、ジョーイのVo.がキーを外しているように聴こえる曲があるような気がして、ジョンのVo.の方を高く評価していたのですが(3rd・4thを聴き直し、後にジョーイのVo.も悪くないことに気づきましたが)、本作におけるジョーイの歌は、全く問題なし。というか、良いメロディのっけてます。
 リフも③を筆頭に格好良いんですが、それだけでなくギターソロも相当良いですね。
 久しぶりに興奮して聴いたHMのアルバムです。
 この編成で、出来るだけ息の長い活動をしてもらいたいと、願っています。
 評価三ツ星は多少ご祝儀チックではありますが、「素晴らしい!」




2. ヤングラジオ ★★ (2012-01-23 16:07:37)

音楽面以外で、このバンドには言いたい事がいっぱいあるけど.......。
それは、やっぱり次回にしようかな。

オリジナルとしては、8年ぶりという長いブランクがあったけど、少なくとも前作よりは典型的ならしさは復活したように思う。
前作は、往年の彼らの姿を期待すれば、少々物足りなかったのかも知れない。
あの楽曲ではないし、比較的ポップすぎたきらいもある。
でも、アルバム後半の失速加減はひどかったけど、前半部分は楽曲的には面白くキャッチーな要素も結構あり、個人的には嫌いではなかった。

この新作、前作のようにアルバム後半にかけて失速するような事はない。
平均的に楽曲は、良くできているし、サウンドも分厚く統一感もある。
全盛期のような楽曲では勿論ないけど、モダンさばかりが目立った90年代のアルバムと比較すれば、僕はこの新作の方が好きである。
全盛期をオンタイムで知るファンよりも、比較的若いファンの方がウケがいいかもしれない。
先入観の無い方が、好印象に繋がりやすいかもしれない。
でもキャッチーさもあり、らしさも十分にあるので、ファンなら合格点のような気がする。
モダンなサウンドだけど、今居そうで居ないサウンドかもしれない。
まあ、それがバンドの個性なんだろうけどね。




3. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-04-25 22:32:34)

ジョーイ・べラドナ(Vo)が出戻ったご祝儀代わりに購入したのですが、想像以上にイカした内容に驚かされた10thアルバム。
名手チャーリー・ベナンテの爆発的ドラミングに導かれてスタートする本作とは言え、今更彼らがストレートなスラッシュ路線へと後戻りするわけもなく、ここで開陳されているのは流行に敏感なANTHRAXらしく、疾走感はそこそこに、ヒネリを加えて刻まれるリフ&リズムと、肉厚でしなやかなグルーヴ、それに今風の空気感もしっかりと捉えられたメタル・サウンド。
そんなわけで2ndや3rdのノリを期待するとスカされること確実ですが、しかしながら昨今のスラッシュ・リバイバルに触発されたのか、はたまた、ここ数年アメリカのモダンなメタル・サウンドが一周回って正統派HM色を強めている事の証左なのか、本作がその端々においてオールドスクールな要素を増量している事は紛れもない事実。シンガーが快活な歌い回しを得意とするジョーイにチェンジしたことで、作品全体の歯切れの良さが強化された点もプラスに作用していますね。
そのジョーイが歌う憂いを帯びたキャッチーな歌メロと、正統派ヘヴィ・メタリックなフレーズを紡ぐ2本のGのカッコ良さには辛抱堪らんものがあり、③④なんて、初期の正統派/スラッシュ・メタル・テイストと現代的なエッセンス、そしてキャッチーなメロディとがハイレベルな融合をみた名曲ですよ。
雄々しく盛り上がる⑤、悲壮感を湛えた⑥、ツインGの絡みが印象的な⑨(その名も“JUDAS PRIEST”!)、メランコリックなヘヴィ・チューン⑩等、オールドスクールなメタル好きの耳をも捉える楽曲が顔を揃え、近年、ANTHRAXと距離を置いていた方にもお薦めできる1枚に仕上がっているのではないかと。




5. まんじゅしごろ ★★★ (2021-09-04 15:14:53)

2013年のサンディエゴのライブを先に見て、素晴らしさに圧倒されました。歴代一番のお気に入りですよぉ。



6. 失恋船長 ★★ (2023-09-06 13:21:46)

ジョーイ・ベラドンナが復活したぞとニュースになったが結局抜けた。後任にダン・ネルソンを迎えるも結局、ジョン・ブッシュを挟んでジョーイが戻ってきた。なんだか落ち着かない印象を受けるが、ジョーイの声を採用するなら、オシャレ番長は卒業するのかなぁと踏んでいたのだが、どうやらダン・ネルソンとアルバムを作っており、ジョーイ・ベラドンナのアイデアが生かされた作品では内容だ。

元々、流行に敏感なバンド。時代の流れを意識し、メタルバンドだなんて思えないような作風に変節していったが、ジョーイを迎え戻ってきた印象を強めた。時折聞こえる初期の頃を彷彿とさせる刻み、そしてジョーイの見事な歌いっぷりに引き寄せられる場面は少なくない。しかし、それは流行の音楽という範囲内の出来事であり、安易な復活劇とはほど遠い作風である。
若いバンドに紛れても遜色の無いバンド、個人的にはそういう印象が強かったので、今作の作風は大いに支持できる。今のメタルを聴いている若い人には丁度良い古典を交えたサウンドだろう。まぁ支持は出来るが好物ではないけどね。



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