2003年、アメリカ合衆国テキサス州ダラスにて結成されたヘヴィメタルバンド。
Panteraが解散したことにより、Vinnie PaulとDimebag DarrellのAbbott兄弟が立ち上げた。
結成当初はバンド名がNew Found Powerだったが、ツアー開始前にDamageplanに改名し、第一作目のアルバム名を"NEW FOUND POWER"とした。
全米チャート初登場38位という上位を獲得し、Abbott兄弟をはじめメンバーの実力の高さがうかがえる結果となった。その後順調にツアーを開始し、2004年3月2日来日、渋谷O-Eastでライブを行った。
しかし全米ツアー中の2004年12月8日、アメリカ オハイオ州コロンバスのライブハウスで銃を持った男がオープニング開始直後にステージと客席の間のフェンスを乗り越えてステージに乱入し、演奏中のダレルに向かって発砲した。しかし、あまりに唐突な事件であったため、誰もこの最悪の事態を回避することができず、またオーディエンスの中にはライブの演出と勘違いする者もいたという。その後男はステージ上でピストルを乱射し、合計で15発もの弾丸を発射、Dimebag Darrellはそのうち3発を撃ち込まれて絶命した。また、Vinnie Paulも肩に銃弾を受けている。他にも客や警備員などの3人がこの時の発砲で死亡し、7人が負傷した。男は間もなく現場に駆け付けた警察官により射殺されたが、動機は不明のままである。
この事件は、ロック界全体に大きな衝撃と悲しみを与えた。後にDamageplanのメンバーはチャリティーライヴを行った。
Final lineup
Dimebag Darrell(Darrell Lance Abbott) - guitars (2003–2004)
Vinnie Paul(Vincent Paul Abbott) - drums (2003–2004)
Pat Lachman(Patrick Lachman) - vocals (2003–2004)
Bob Zilla(Robert Kakaha) - bass (2003–2004)