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ヘヴィメタル/ハードロック
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LUCIFER
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解説
Lucifer III (失恋船長)
Lucifer II (失恋船長)
Lucifer I (失恋船長)
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Lucifer III
懐メロ全開のヴィンテージロックバンドに変貌を遂げた2枚目にして通算3枚目のアルバム。こういうのが大手メジャーからリリースされるのだから驚きです。
ヨハナ嬢の妖しくもけだるい歌声は、重く引きずるようなリフと濃密に絡み、独特の風合いを披露。時には妖艶なる喘ぎにも似たセクシャルさもあり、このバンドの独自性を高めているのが印象的。マニアックな古典ロック的ニュアンスも強めだが、同じくらい懐かしさから醸し出される親しみやすさ、本格派の音作りなのに、敷居が下がっているのはフロントマンたる彼女のパフォーマンス力に尽きるだろう。
この手のヴィンテージロックバンドの魅力たる、聴き手を麻痺させるようなトリップ感も残しているのが肝。聴きやすいがマニアックさに手抜かりがないのが良かった。
失恋船長 ★★★ (2020-09-20 13:08:01)
Lucifer II
前作から3年の間にメンバーがヨハンナ嬢を除く全員が交代、新たに参加したのはThe Hellacoptersのニッケ・アンダーソンが参加と、バックが変われば音楽性も変わるという事でオープニングからヴィンテージ臭も香りノリの良いロックナンバーで幕開けと印象を変えてきました。前作に収録されても違和感のない②も出ますが、④ではストーンズのカヴァーと参加メンバーやソングライティングチームを考えれば、進むべき道は1stではないという事を実感するでしょうね。
アルコールに交じりドラックの香りが漂う古典ロックの再考、1stとは違うロックのダイナミズムと、濃度のあるハードなウネリに酔わされます。良くも悪くも灰汁が薄まったことにより万人受けする音楽性になった。
彼女のキャラを考えるとこちらの方がハマっているかもしれない。
失恋船長 ★★★ (2020-04-05 21:23:49)
Lucifer I
The Oathのシンガーだった、ヨハンナ・サドニスが新たに立ち上げたバンドの1st。リリース元はRise Above Recordsに、ギターがAcid ReignやCathedralのゲイリー・ジェニングスが全面参加とくれば、もう出てくる音も想像がつきますが、期待通りの暗黒系ドゥームサウンドを披露。ド頭からオマージュ全開にニヤニヤさせられますが、先人たちからの影響も包み隠さずに取り込む姿も巧みに構成されており、そこにヨハンナ嬢の時には、けだるさもある歌い回しが独特の間を生み出し、淫靡な背徳感を演出、魔術的な響きに妖艶な空気を持ち込み、サバト感を高めているが特徴的と言えるだろ。
それと同じくらい近寄りがたき神秘性を持ち合わせているもの魅力と、圧倒的な闇の存在感を出しつつも、その闇に一筋の光明を射すのも彼女だというのが面白い。オジーへの憧憬も隠さない歌声、ヘヴィさに重きを置いたリズ
失恋船長 ★★★ (2020-04-05 21:07:02)
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