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70年代 | 80年代 | ブリテン | ポップ/キャッチー | ポップス | メロディック | ロック/ブルース | 叙情/哀愁
BADFINGER

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Watford John / No Dice (MK-OVERDRIVE)
It Had to Be / No Dice (MK-OVERDRIVE)
Blodwyn / No Dice (MK-OVERDRIVE)
Midnight Caller / No Dice (MK-OVERDRIVE)
Love Me Do / No Dice (MK-OVERDRIVE)
I Don't Mind / No Dice (MK-OVERDRIVE)
I Can't Take It / No Dice (MK-OVERDRIVE)
I Can't Believe In / Head First (MK-OVERDRIVE)
Keep Your Country Tidy / Head First (MK-OVERDRIVE)
Old Fashioned Notions / Head First (MK-OVERDRIVE)
Rockin' Machine / Head First (MK-OVERDRIVE)
Turn Around / Head First (MK-OVERDRIVE)
Back Again / Head First (MK-OVERDRIVE)
Moonshine / Head First (MK-OVERDRIVE)
Saville Row / Head First (MK-OVERDRIVE)
Rock 'n' Roll Contract / Head First (MK-OVERDRIVE)
Passed Fast / Head First (MK-OVERDRIVE)
Keep Believing / Head First (MK-OVERDRIVE)
Hey Mr Manager / Head First (MK-OVERDRIVE)
Lay Me Down / Head First (MK-OVERDRIVE)
No More / Say No More (MK-OVERDRIVE)
No More / Say No More (MK-OVERDRIVE)
Crocadillo / Say No More (MK-OVERDRIVE)
Too Hung Up on You / Say No More (MK-OVERDRIVE)
Three Time Loser / Say No More (MK-OVERDRIVE)
Passin' Time / Say No More (MK-OVERDRIVE)
Passin' Time / Say No More (MK-OVERDRIVE)
Rock 'n Roll Contract / Say No More (MK-OVERDRIVE)
Because I Love You / Say No More (MK-OVERDRIVE)
Hold On / Say No More (MK-OVERDRIVE)
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I Got You / Say No More (MK-OVERDRIVE)
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Watford John / No Dice  →YouTubeで試聴
本作時点での新メンバー・ジョーイを含む4人の合作名義になっている、シャッフル調のロックンロールないしブギ―です。ひたすら明るく楽しい曲調ですが、歌詞はわかりやすいけど英国特有のヒネリが感じられます。そりゃまタイトルからして歌詞には入っていないけど英国の地名ですから。見方によってはBADFINGERの代表曲とまでは言わずとも注目すべき重要な曲かと。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-07-06 02:47:18)

It Had to Be / No Dice  →YouTubeで試聴
BADFINGER名義での2ndアルバム、リリース当時で言うとB面3曲目でドラムスのMIKE GIBBINSがいい仕事をしています。失礼とは思っていてもドラマーには豪快で大雑把というイメージを抱いてしまいますが、ここでは短めながらもしみじみとしたアダルトなバラードを作ってくれていて意外な発見でした。バッキングの盤石なサウンドと相まってちゃんといつものイメージ通りバッドフィンガーの曲として成立し、且つ他の3人と異なったマイクの独自性が良いアクセントになっていますね。もうちょっと引き伸ばしてほしかった気もしますがひとまず高評価をポチッと。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-07-05 01:42:33)

Blodwyn / No Dice  →YouTubeで試聴
本作リリース当時のB面1曲目はピート作のカントリー風で、音像だけ聞くとのんびりしてネアカな佳曲です。R&Bからカントリーまで貪欲に吸収するUKアーティスト全般に見られる引き出しの多さを実感できます。ただ歌詞がですね、"My life may not be long"はズバリ重大な出来事の予言みたいだし、"Say You'll take from me what I will give to you"なんてまるで搾取してくださいと言ってるようなもの。尤も当然ピート自身当時はそんなつもりではなく過ぎたから言えることでしょう、それにしても…。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-07-04 01:31:40)

Midnight Caller / No Dice  →YouTubeで試聴
実は案外好きな人が多そうな隠れ名曲? 私も最近BADFINGERに再注目するようになって知った、甘いメロディが素晴らしいピート作の美しいバラードです。不安げに揺れるピアノのイントロに続く歌メロがストレートながらも胸を打ちます。どうやらピートがドラマーのマイクから聞いた不幸な実話を基に作った曲らしく、特に最後のNobody's gonna help you nowなんて歌詞がもう絶望的ですね。既出の通りBOB DYLANと並び称せられる早世のフォークシンガーTIM HARDINが2年後にカバーしています。Without YouをHARRY NILSSONがカバーした件といい、BADFINGERの曲はシンガー&ソングライターさえもオリジナルそっちのけでカバーしたくなるほど魅力的だということでしょう。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-29 01:11:27)

Love Me Do / No Dice  →YouTubeで試聴
お聞きの通りBEATLESのとは同名異曲です。もしかして弟分が兄貴分のデビュー曲を騙ったタイトル詐欺じゃない?と思ったらジョーイの単独犯だったので、曲が出来たタイミングが加入前なら偶然、加入後ならば完全に狙ってただろうからより悪質? いやそんなに物騒な話に持っていかなくとも彼なりのジョークということで。曲自体はキャッチーで悪くないので、見方によってはイケメンなジョーイはプレーボーイだなと適当にあしらって納得しましょう。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-06-28 01:18:19)

I Don't Mind / No Dice  →YouTubeで試聴
新加入のジョーイが早速オリジナルメンバーのトムと合作したバラード曲です。始まりは静かですがサビに向かって盛り上がり、ピアノ主体の伴奏がヴォーカルを引き立てています。そのヴォーカルも歌詞に同調して全体に気怠い雰囲気ですが、サビの瞬間に聴かせる高揚感にハッとします。坦々としているようでドラマティックという不思議な空気感が何とも言えませんね。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-27 02:10:03)

I Can't Take It / No Dice  →YouTubeで試聴
IVEYSから通算3rd、BADFINGERとしては2ndアルバムのオープニングはピート作の明朗快活なロックンロールテューンです。ピートのヴォーカルがBEATLESのポールっぽくもありますが、本作から加入したジョーイのギターと全体に厚みのある音像で聴き応え充分。この1曲だけでリスナーに"受け入れ"られる要素が存分に伝わってきますね。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-26 01:23:28)

I Can't Believe In / Head First  →YouTubeで試聴
デモ音源盤の終わり近くに収められたPETEの作品です。いつの時点で書かれた曲か定かではありませんが"降って湧いたような噂"とあるので遅蒔きながらようやくあの男の悪事に気付いた頃でしょう。ややもするとTOMからズバリ真実を教えられた直後かもしれません、もしもそうならまさにPETEの辞世の句と言えます。confessorやらdepressorやらネガティヴなワードからも絶望感が滲み出ています。改めて…合掌。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-25 00:55:10)

Keep Your Country Tidy / Head First  →YouTubeで試聴
デモ音源盤に収録されたピートの作品です。これまたギターの伴奏のみでフォーク調の短い曲ですが、即興でひょいひょいサラッと作りました的な雰囲気なのにこうですよこう! さすが才人ピート。もしも当時"きちんと"作り上げてすんなり問題なくリリースされていたらと思うと、その後のピートの件も含めて恨めしい限りです。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-22 01:48:28)

Old Fashioned Notions / Head First  →YouTubeで試聴
デモとボートラが11曲収録されたdisc2の中で最も長いトラックがマイク作のこの曲です。disc1のエンディングRockin' Machine同様本職のドラム抜き、こちらはピアノの伴奏のみでこれほどの出来。4分余りの間で曲調がかなり変化に富んでいて最後は寂しげに終わります。その変化も含めて試作的な意味が大きかったと考えられますが、パワーポップにアレンジすれば一層ドラマティックになっただろうと思うと何とも惜しいですね。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-22 01:30:06)

Rockin' Machine / Head First  →YouTubeで試聴
本来はアルバム4曲目に入っていたがCDではdisc1ラストに追い遣られたマイク・ギビンズ作の小曲です。カントリー風の曲調で好ましいのですが"ロッキン・マシンからは一生逃れられないよ"と歌うならもちょっと引き伸ばしても良かったのでは? マイクも実は優れたソングライターなだけにdisc2のデモ音源から持ってきたような雰囲気が残念です。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-06-21 02:15:02)

Turn Around / Head First  →YouTubeで試聴
本作のみ参加のBOB JACKSON単独作品となるブルージーでちょいヘヴィなナンバーです。当然ながらBEATLESの弟分バッドフィンガーがそれまで築いてきた音楽とは似ても似つかず、でも違和感を感じるより先にむしろ却って新鮮な感覚になりました。"抱いていた夢は全て忘れよう""いつになったら振り返ることができるんだ"と歌詞もヘヴィで"When will we ever learn?"なんて私がちょっと前に紹介した"花はどこへ行った"そのもの。色んな意味で名曲としておきます。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-20 01:00:07)

Back Again / Head First  →YouTubeで試聴
お蔵入りから25年以上後に日の目を見た本作ではJOEYの抜けた穴を他のメンバーが見事に埋めています。ドラムスのMIKE GIBBINS作となっているこの曲も、弾き語り風の哀愁味が滲み出るフォーク調の隠れ名曲。マイクはIVEYS時代既にThink About the Good Timesという曲を書いていますが、今回は"お前が目覚めた時に俺がいなくてもまた帰ってくるからな"と、まるで一旦辞めたPETEがすぐに戻ったのを描いたみたいで歌声ともども生々しいですね。あわよくばJOEYもと期待を込めて? ともあれこれほどの才能が集結したバンドだったんだと改めて認識できます。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-19 01:45:36)

Moonshine / Head First  →YouTubeで試聴
ピート作の超短いインストに続くのはピート以外の3人:トム、マイク、ボブの共作になるバッドフィンガーらしい美しいバラードです。"何もかもお見通し""今は離れ離れだけど絆は繋がっているさ"とmoonshineを何かに、或は誰かに例えていますね。ジョーイ? アップル? どうとでも想像できますがそんな過去のしがらみ抜きにしても隠れ名曲決定でしょう。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-18 01:37:01)

Saville Row / Head First  →YouTubeで試聴
Apple Corpsとそのスタジオがあったロンドンの通りの名・Savile Rowを捩ったと思われるピート作のインストナンバーです。名残惜しさみたいな複雑な感情が表れてはいますが、本当に惜しくもこの短さでは次曲のイントロ的な存在ですね。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-06-18 01:15:44)

Rock 'n' Roll Contract / Head First  →YouTubeで試聴
7年後の復活第二弾Say No Moreに疾走ヴァージョンが収録される、音楽業界に対するプロテストソングのオリジナルです。リメイク版の方が軽く感じてしまうほど怒りを込めた迫力があり、本サイトユーザー諸兄にはこっちをお勧めします。もちろんトム・エヴァンズの作品。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-15 02:00:06)

Passed Fast / Head First  →YouTubeで試聴
TOM EVANSと、JOEYに代わって本作のみ参加した元INDIAN SUMMER、ROSSのBOB JACKSONとの共作になるダークなバラードです。確かにギターフレーズを含め全体にメロディアスで、メジャー調になるサビのコーラスはBADFINGERならではと言えますが、やはり"栄光の日々は過ぎ去った"みたいな内容が当時の状況と被ってしまいます。いかにも最早醒め切ったトムが係わった曲という印象ですね。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-06-14 02:11:22)

Keep Believing / Head First  →YouTubeで試聴
蔵出しアルバム3曲目は再びPETE HAMの作品です。TOM EVANSによる前曲がプロテストソングなのとは真逆に、悪徳マネージャーのせいでバンドがガタガタになってもなおまだ"誰かのせいにしたけりゃ全部俺のせいにすればいい、信じ続けていたらわかるさ"なんて人が良すぎますよピートさん。しかもこれがバンドを去ったジョーイを労う言葉だとは。スライドギターを使ったサザンロック風の音像も相まって包容力とスケール感が半端ない曲に仕上がりました。本当に…思い止まれなかったものですかね。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-13 02:12:08)

Hey Mr Manager / Head First  →YouTubeで試聴
当時の状況を熟知していたTOM EVANSが諸悪の根源たるマネージャーを皮肉った、いやモロに批判した内容のある意味プロテストソング? BOB DYLAN風の気怠そうな歌い方が却って痛快ですね。最後で"こんな争いを望んでたと思うの?"なんて言ってるけどもう遅い、こんな曲があったらそりゃ訴訟が無かったとしても発売差し止めになりますって。曲調がポップな分そんなイタさが残念な"頭で考えた"曲と言えましょう。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-06-12 01:59:57)

Lay Me Down / Head First  →YouTubeで試聴
前作Wish You Were Here完成後ジョーイが脱退したまま1974年12月にレコーディングされていたがワーナーからの訴訟によりお蔵入り、約四半世紀後の2000年11月正式にリリースされた真にピート存命中最後のアルバムです。そんな本作のオープニングを飾るピート作のご機嫌なポップロックテューンは、かようなバンドの実態と裏腹に元気一杯なピートのヴォーカルに全盛期そのままのブリティッシュ・パワーポップな音像が光る傑作です。ただこのタイトルからするとピート、本音はひと休みしたかったのでしょうか、そう思うとカラ元気にも聞こえてしまいます。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-06-11 01:23:51)

No More / Say No More  →YouTubeで試聴
BADFINGERの新作として正真正銘ラストテューンはジョーイ作の、一見弾けてるようでちょっとダークなパワーポップ。ほぼタイトルテューンでもあります。もう嫌な過去に拘らないでと言うつもりなら前向きに捉えられますが、もうバッドフィンガーとしてやっていけないと言ってるとしたら大変、解散宣言ですよ。事実2年後ああなってしまった訳ですから。状況次第でどうとでも取れモヤッとした気分になりますが、そんな考察の余地ありという点で名曲に推しておきます。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-05-11 01:10:03)

No More / Say No More  →YouTubeで試聴
BADFINGERの新作として正真正銘ラストテューンはジョーイ作の、一見弾けてるようでちょっとダークなパワーポップ。ほぼタイトルテューンでもあります。もう嫌な過去に拘らないでと言うつもりなら前向きに捉えられますが、もうバッドフィンガーとしてやっていけないと言ってるとしたら大変、解散宣言ですよ。事実2年後ああなってしまった訳ですから。状況次第でどうとでも取れモヤッとした気分になりますが、そんな考察の余地ありという点で名曲に推しておきます。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-05-11 01:10:03)

Crocadillo / Say No More  →YouTubeで試聴
クロッカディロと読むのでしょうか、恐らくcrocodileに関連するワードと思われますがここはあまり深入りしないで。TOM EVANSと本作制作中のみ在籍したギタリストROD ROACHの共作です。女性をワニらしきそれに例えた珍妙な内容ですが、曲自体はハードめに展開するまさにパワーポップ。トムにとってスタジオ盤としては生前最後の熱演となってしまったことに思いを馳せてノリまくりましょう、それがせめてもの手向けだと思います。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-05-10 01:18:20)

Too Hung Up on You / Say No More  →YouTubeで試聴
BEATLESの弟分とPRされていた1970年代初頭の全盛期を彷彿とさせるTOM EVANS作のパワーバラードです。ソフトなジョーイに対してキレのあるトムのヴォーカルが生きていますね。ピアノが良いアクセントになったメロディも普遍的にシンプルで聴き易いです。さてタイトル、普通に取ればラブソングですが真意は? まさか未だピートのことが"引っ掛かって"いるとか…いやいやもう忘れましょうや。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-05-09 01:42:25)

Three Time Loser / Say No More  →YouTubeで試聴
何か力が抜けた雰囲気のジョーイが即席で作りました的なポップナンバー。間奏のキーボードがといい全体にメジャー調なのに哀愁メロディですね。因みにwhite line userってヤバい意味ですからアノ状態を表現してたりして。ROD STEWARTのAtlantic Crossingオープニングに同名異曲がありますがそちらほどコミカルでもなし、あと一歩ってとこでしょうか。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-05-08 02:02:50)

Passin' Time / Say No More  →YouTubeで試聴
TOM EVANSにとって遺作となる1981年リリースの本作、当時でいうB面1曲目はJOEY MOLLAND作のちょいハードなパワーポップです。過ぎ去りし日々を懐かしむと言うより"偽りの愛"やら"譲り合うことも無く"やら一時期PETEと対立して脱退した時のことを歌っているみたいでネガティヴな印象ですね。後年やはり対立するTOM亡き後も"独りBADFINGER"としてこの曲を演り続ける姿は一定評価しますが。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-05-07 01:20:17)

Passin' Time / Say No More  →YouTubeで試聴
TOM EVANSにとって遺作となる1981年リリースの本作、当時でいうB面1曲目はJOEY MOLLAND作のちょいハードなパワーポップです。過ぎ去りし日々を懐かしむと言うより"偽りの愛"やら"譲り合うことも無く"やら一時期PETEと対立して脱退した時のことを歌っているみたいでネガティヴな印象ですね。後年やはり対立するTOM亡き後も"独りBADFINGER"としてこの曲を演り続ける姿は一定評価しますが。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-05-07 01:20:17)

Rock 'n Roll Contract / Say No More  →YouTubeで試聴
Wish You Were Hereに続きHead Firstというアルバムがレコーディング済みで1975年にも発売のはずがお蔵入りになっていまして、元々はそこに収録されていたトム作のパワーポップナンバー。ロックアーティストは奴隷で最後は墓場送りだとかロックビジネスに対して相当お怒りの様子です。何も知らなかったピートに対してトムは裏の裏まで熟知してました。サイケ期のBEATLES風なHead First ver.に比べてテンポアップし引き伸ばされ、ピートの苦しみを代弁するようなシャウトがカッコいい仕上がりになりましたね。今更何を…なんて言わずに聴いてやってください。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-05-04 01:08:07)

Because I Love You / Say No More  →YouTubeで試聴
1981年6月、新作としてはラストアルバムたる本作からの3rdシングルにして正真正銘BADFINGERラストシングル。IVEYSから通算すると14thシングルになります。トム作のHold Onに並ぶいかにものBADFINGER節なこちらはジョーイの作品で、ブリティッシュポップらしいややアップテンポでキャッチーなメロディが全開。やはりこの手のネアカな曲はピートの件を引き摺ってない意味で脳天気な分ジョーイの方が得意なのでしょう。でも米英ともに全然ヒットせずバンドは何とも空しい最期を迎えるのでありました。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-05-03 00:58:35)

Hold On / Say No More  →YouTubeで試聴
TOM EVANS存命中のラストアルバムから最初にシングルカットされた、これぞBADFINGER節!と思わず膝を叩きたくなるメロディアスなナンバー。そんなツボをわかっているTOMと、前作限りで参加したJOE TANSINの共作です。代わって本作で正式メンバーとなったTONY KAYEのメリハリあるキーボードが心地良く花を添えます。これだけの力作でも全米最高56位で最後のヒット、本国では掠りもせずと散々な結果でした。そんな訳でここはチャートの結果なんぞ無視してひたすら楽しむのみと致しましょうや。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-05-02 01:32:04)

Come On / Say No More  →YouTubeで試聴
シンプルなタイトルにストレートでゴキゲンなシャッフル調ブギーはTOM EVANSの作品。'80年代前半と言うとネアカが善、ネクラ-後年にはオタクと言われる-が悪とハッキリ分別されていて、JOURNEYやREO SPEEDWAGON、GO-GO'Sなど日本でSONY系レーベルが扱うネアカ勢が圧倒的人気を博していた時代。BADFINGERも力一杯ネアカになろうとしていますが、何分生来がブリティッシュな上にPETEの件が心の何処かに残ったままでは陽気なアメリカンにはなり切れず。IVEYS時代にMaybe Tomorrowという哀愁バラードを生んだトムがここまで変貌しただけでも良しとすべきでしょうか。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-05-01 01:19:38)

I Got You / Say No More  →YouTubeで試聴
1981年1月発売となったTOM-JOEY体制での2ndでありBADFINGERとしては事実上のラストアルバム。そのオープニングを飾るのはジョーイ作のひたすら楽しいノリノリなロックンロールです。マイアミレコーディングゆえこんなゴキゲンになるのも納得、まさに元祖パワーポップ。シングルとしては本作からの2ndとして同年4月にカットされていて、全然ヒットしなかったみたいですが、もうそんなこたぁどうだっていいやい!と言いたくなりますね。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-04-30 00:50:13)

I Got You / Say No More  →YouTubeで試聴
1981年1月発売となったTOM-JOEY体制での2ndでありBADFINGERとしては事実上のラストアルバム。そのオープニングを飾るのはジョーイ作のひたすら楽しいノリノリなロックンロールです。マイアミレコーディングゆえこんなゴキゲンになるのも納得、まさに元祖パワーポップ。シングルとしては本作からの2ndとして同年4月にカットされていて、全然ヒットしなかったみたいですが、もうそんなこたぁどうだっていいやい!と言いたくなりますね。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-04-30 00:50:13)

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