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ヘヴィメタル/ハードロック
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Лабиринт (失恋船長)
Maniac Party (失恋船長)
Talk of the Devil (失恋船長)
Talk of the Devil (火薬バカ一代)
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Лабиринт
日本にいるとロシアの産バンドの音源に触れる機会は本当に難しい。そもそも流通があるのかという疑問すらある。それだけに、サブスクのおかげで、このバンドの音源に気軽に触れるようになった環境に満足しますね。
シンガーのLEXXなる人物に交代、音楽性も突っ走るスラッシュではなく、2000年という時代背景もそこそこのロシアらしい、モノ悲しいメロディを軸に多様性のある音楽性を披露している。
少し大人しくなった印象が強く、これならば初期の厳ついヤツの方がグッとくるマニアも多いだろうが、ARIAにも通ずるスタイルのバンドだっただけに、こういうスタイルはけして突然変異とは思えない。先人達である欧米からの影響をロシア流にアレンジしたミレニアムに相応しい作風なんだろうが、物足りなさは否めません。そのあたりが評価を分ける最大のポイントでしょう。
相変わらずベースは巧者なだけに、もっとガシガシとし
失恋船長 ★★ (2023-01-28 18:05:00)
Maniac Party
オリジナルは確か1994年にリリースされた4枚目のフルアルバムでしたかね。前作から英詩にも挑戦した彼らだが今作でも同様、ワールドワイドな展開を視野に入れた音楽性は、レコーディング時のゴタゴタの影響など微塵も感じさせないマッシブな硬質スラッシュサウンドを展開、シンガーの唄い回しも説得力が増しバンドサウンドを牽引、1994年という時代背景を考えたら絶滅危惧種となるような古典スラッシを披露、聴き手を飽きさせない工夫とスリリングなアレンジも効果的に機能しており土台となる正当性の強いメタルサウンドが逆に新鮮に聞えるから不思議である。
リリース当時の背景や、このバンドを取り巻く環境、脆弱なレーベルからのリリースなどもあり、忘れ去られた感や、そもそも知られていない一面がある。大手レーベルからリリースされた作品は一定のクオリティを兼ね備えているが、どこか方向性が…
そういう大人の事情で音楽性
失恋船長 ★★★ (2021-12-27 13:55:20)
Talk of the Devil
ロシアンスラッシャーの草分け的存在と言われている彼らが遂に英詩に挑戦、ペレストロイカ万歳という影響もあるのかワールドワイドな展開を視野に入れての今作と言うことなのだろう。そういう意味で癖の強いロシアンメロディは減退したが世界基準に焦点を絞ったスタイルに無理無駄はなく徹底的に絞り上げたタイトなリズムプレイとザク切りリフワークは心地よく耳を刺激、切迫感のあるリズムが体中を駆け抜けアドレナリンを分泌、軽快感すら漂うバッキバキのゴッキゴキなやつはご機嫌ですよ。
紆余曲折を経て現在も活動する古参ロシアンメタルバンドの一つとして知られる彼ら、○○からの影響を垂れ流すだけではない個性とアイデア、決定的な出路の違いが音楽性に反映、星条旗に火を放ち広大なロシアの大地から世の中を見下ろしているような大胆不敵な野心に満ちあふれている。
失恋船長 ★★★ (2021-12-27 13:38:12)
Talk of the Devil
ベルギーのスタジオで初の国外レコーディングを行い、英詞での曲作りにもチャレンジ、BLACK SABBATHのカヴァー曲を収録するなど欧米市場を意識して制作され、ソ連邦崩壊目前の'91年にリリースされた3rdアルバム。
ローパジェットのプロダクションに、巻き舌で歌うVoが漂わせる独特の哀愁etc・・・といった共産圏特有のクセやクサみが薄まった本作は、不吉な雰囲気漂うイントロ①を引き裂いてスタートする②から早くも、バキバキにビルドアップされた音像のもとリフ&リズムがマッシヴに刻まれる。これまでメロディアスに歌っていたミカエル・サリチェフもシャウト主体のVoスタイルに変貌を遂げ(てっきりフロントマンが交代したのかと思いましたよ)、より普遍的なスラッシュ・スタイルへの方向転換が図られているのが最大の特徴。
勇壮さと哀愁が同居したロシア語の歌唱と、硬質なスラッシュ・サウンドのミスマッチ
火薬バカ一代 ★★★ (2011-12-30 00:46:11)
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