解説 2015年1月12日、Century Media Recordsよりリリースされた8thアルバム。(日本盤は2014年12月24日に先行発売) 前作『Doomsday King』リリースからヴォーカルのJonas Stålhammarがバンドから脱退した。彼はBombs of HadesやDarkcreen、God Macabreといったバンドでギターを弾いており、バンドのリードシンガーよりもギタリストとしてのキャリアを追及したとのことだった。ちょうどその頃、Johan Lindstrandが在籍するOne Man Army and The Undead Quartetの活動にも区切りがつけられつつあった。何度かの話し合いの末、2012年末にThe Crownにオリジナルシンガーの彼が復帰することがあっさり決まった。 2013年初頭、スタジオ入りする直前に、今度はリードギタリストのMarcus Sunessonが忙しくなってきたEngelの活動を優先するために脱退。後任としてImpiousのRobin Sörqvistが加入した。このメンバーで2013年6月に初来日公演。Gorodや兀突骨などのバンドをゲストに迎えた「Spring Is Gone Tour」と称したこの初来日ツアーは仙台・名古屋・大阪・福岡・静岡・東京の順に計6ヵ所にて公演が行われた。この間にも、合間を縫いながらレコーディングは続けられたが、2014年になるとドラマーのJanne Saarenpääが脱退を表明。スタジオではギタリストのMarko Tervonenがドラムも兼任することになる。後任のドラマーはImplodeのメンバーであるHenrik Axelssonに決まったが、今作において彼がプレイしたのは「Eternal」「Agent Orange」のカバー曲2曲だけである。