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おおきく振りかぶって
解説
作者:ひぐちアサ
埼玉県の西浦高校へと進学した少年、三橋廉。彼は中学時代、祖父の経営する群馬県の三星学園野球部でエース投手だったが、チームメイトからは「『ヒイキ』でエースをやらせてもらっている」と疎まれ続け、極端に自虐的な暗い性格になってしまう。
そんな西浦高校は軟式野球部が硬式野球部になったばかりの、本当に甲子園とは無縁の新しい部。、部員は新入生ばかり10人。しかも監督は、若い女性。そんな環境で三橋はまたもエースを任せられるが当の本人はぐずっていた…。
オレらのエースは暗くて卑屈。 勝つために、弱気なエースのために。 行け、オレら!
弱気で卑屈な主人公が無名の新設高校野球部(しかも一年生しか部員がいない)が甘夏を握力で粉砕する女監督と甲子園を目指す野球漫画。高校野球を徹底して研究し、スポーツ心理学を学んだ作者の経験をふんだんに生かした緻密な描写と魅力的なキャラクターで瞬く間に人気を獲得。現在は女性人気も高い野球漫画のひとつとして評価されている。
外部リンク
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コメント・評価
Recent 20 Comments
1. Ray-I ★★★ (2013-06-19 22:18:15)
ここまで緻密に高校野球を描いた漫画は非常に珍しい。
実際の経験者が言うには、観客の様子とかも細やかに描いているんだとか。
(確かに、中継を見ているとそんな感じだなっていうのがよくわかります)
キャラクターも魅力的なのが結構いますし、
ストーリーもしっかりしている。これは漫画としては当たり前のようで
中々実現できないことなので、その努力には頭が下がります。
一部からは「所詮腐女子向けだろ?」という声が聞こえてきますが、
そういう人こそ試合の描写をよく読んでほしいです。
野球漫画を細やかに描くとこうなる好例として、評価したいですね。
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