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国内ミュージシャン
M
MR.CHILDREN
Q (2000年)
解説
2000年9月27日、トイズファクトリーよりリリースされた8th Album。
前作『1/42』から約1年ぶり、オリジナルアルバムでは『DISCOVERY』から約1年8ヶ月ぶりのアルバム。FM802の音楽番組でメンバーが出演時に語った「20曲ほどのストックがある」中から半分を選んで収録した。
アルバムタイトルは本作が通算9枚目(ライブ盤を含む)ということにちなんでレコーディングの初期に桜井が遊び心で譜面などに小文字で「q」と書いていたものをメンバーやスタッフが気に入ったことに由来する。そのため桜井は、「『Q』という言葉自体に深い意味はない」と述べている。
同日発売の『Duty』(浜崎あゆみ)に1位を奪われオリコンチャート初登場2位となり、連続1位獲得記録は5作でストップした。また、日本レコード協会からはミリオン認定を受けているが、累計売上は『Versus』以来6作ぶりに100万枚を下回った。初めてチャート1位を獲得した『Atomic Heart』以降のオリジナルアルバムで1位を獲得できず、且つミリオンセラーを記録できなかったのは現時点では本作のみ。
本作発売後にライブツアー「Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001」を開催。さいたまスーパーアリーナ公演(2001年2月4日)ではBIGLOBE提供でMr.Children初のインターネット生中継が行われた。
プロデュース:小林武史
チャート最高順位
週間最高順位2位(オリコン)
2000年度年間順位23位(オリコン)
登場回数14回(オリコン)
外部リンク
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登録されている2曲を連続再生(曲順) - Youtube
1. CENTER OF UNIVERSE, 1. その向こうへ行こう, 1. NOT FOUND, 1. スロースターター, 1. Surrender, 1. つよがり, 1. 十二月のセントラルパークブルース, 1. 友とコーヒーと嘘と胃袋, 1. ロードムービー, 1. Everything is made from a dream, 1. 口笛, 1. Hallelujah, 2. 安らげる場所
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. SCARECROW ★★ (2005-01-18 18:18:00)
ミスチルの中でもかなりお気に入りのアルバムである。
サウンドが非常にファビな感じで素敵である。
捨て曲がない、とは言えないかもしれないがどの楽曲もクオリティが高い。
特筆すべきは、友とコーヒーと嘘と胃袋。この曲、かなりかっこいいですよ。
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2. Scarlet320 ★★ (2008-02-18 13:58:00)
実験的な要素たっぷりの新しいサウンドが魅力のアルバム。
シングル「口笛」以外は特に目立った曲が無いように思えるが、
実際には「CENTER OF UNIVERCE」,「その向こうへ行こう」,「EVERYTHING IS MADE FROM A DREAM」など、爽やかで味のある曲が並んでいる。
このアルバムの中でもSCARECROWさんの言う通り、「友とコーヒーと嘘と胃袋」が一番目立ちます。
曲の感想で桜井さんの愚痴が飛び交う様は必聴。
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3. vox ★★ (2009-11-16 23:12:00)
皆知らないのか?
このアルバムこそが、最高傑作なんだぜ。
ミーハー共には『Atomic Heart』を、
コアなファンには『深海』を、
そしてコアなファンの、一部の変人達には『Q』を。
このアルバムを、深い海の底から持ち帰ってきたんだぜ、ミスチルは。
ジャケット見れば、わかるだろうに。
変なジャケットだと、思ったろ?
オレも思ったよ。「このアルバムは『口笛』が無きゃ最低の駄盤だな」って。
でも、違ったんだよ。
『口笛』なんて、無くても良かったんだよ、『Q』には。
ちゃんと聴けば、気づくんだ。
「逆に、浮いてるじゃん、『口笛』だけ」……ってさ。
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4. (・∀・)/命Σ(゜Д゜ ★★ (2010-02-21 21:53:00)
J-POPにおける20世紀最後の名盤にしてMr.Childrenの00年代の唯一の最高傑作
カオスな内容、完成された構築力
「深海」がミスチルのオルタナティブロックの表現であることは広く認知されているが、またこの「Q」もオルタナティブロックの表現である。
一曲一曲がオルタナなのではなく、アルバム全体の構成でオルタナを表現している。
混沌とした内容だが、その混沌故に名曲揃い。飛ばす曲は無い。
「深海」が芸術なら、「Q」は落書き
と、いってもピカソの絵ような、最初に見た一般人には落書きにしか見えないような芸術を指す。
このアルバムを最後にミスチルのロックの本質は死んだ
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5. N男 ★★★ (2015-01-31 15:02:30)
2000年発表の8thアルバム。
「BOLERO」と「DISCOVERY」で感じられた、シングル曲とアルバム曲(一部を除く)の温度差が再び払拭された傑作。
曲によっては曲が繋がっており、曲と曲が有機的に繋がっている。
プログレ色(というかフロイド色)が強かった深海から、オルタナ色が徐々に強くなってきたが、このアルバムでひとつの答えを出したように思う。
この時期にしては売れてない作品だが、完成度は非常に高い。
おそらく、最高傑作に推すファンはかなりいる。
オススメは①、③、⑥、⑧、⑪。
[★★★★☆]
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