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10年代 | 70年代 | 80年代 | 90年代 | V | アメリカ | アメリカンロック | ギターヒーロー | テクニカル | ドラマティック | ポップ/キャッチー | メロディック | ロックンロール | 有名バンド
VAN HALEN
Van Halen
Runnin' With the Devil (87)
Eruption (291)
You Really Got Me (173)
Ain't Talkin' 'Bout Love (209)
I'm the One (110)
Jamie's Cryin' (16)
Atomic Punk (36)
Feel Your Love Tonight (11)
Little Dreamer (6)
Ice Cream Man (30)
On Fire (33)


解説
1978年2月10日、Warner Bros. Recordsよりリリースされた1stアルバム。
Edward Lodewijk "Eddie" Van HalenとAlexander Arthur "Alex" Van HalenのVan Halen兄弟は、オランダのナイメーヘンに生まれる。クラリネット奏者だった父親の影響で、幼い頃からピアノやヴァイオリンなどのクラシック音楽を学んだ。アメリカのロサンゼルス近郊のパサデナへ一家で移住した頃にはロックンロールやポップ・ミュージックに興味を持ち、アレックスがギター、Eddieがドラムセットを手にする。しかし、Eddieがドラムセットの借金返済のために新聞配達をしていた間、Alexが勝手に叩いているうちにEddieよりも上達してしまい、お互いの楽器を交換し合うというエピソードが伝えられている。
その後、Van Halen兄弟はGenesisというバンドを結成。Trojan Rubber Company、The Broken Combsなどと名前を変えつつ活動を続ける。兄弟揃ってパサディナシティカレッジに入学すると、バンド名をMammothとして、対バンド仲間であり校内で人気を争っていたThe Red Ball JetsからDavid Lee Rothを引き抜く。MammothはPA機材をDaveから借りていたが、そのレンタル料が惜しくなっての引き抜きだったとも言われる。また、同じ学校の「スネイク」というバンドから、ヴォーカル兼ベーシストのMichael Anthonyを迎え入れ、Daveの提案によりバンドは名前をVan Halenと改める。ちなみにイギリスでは「ヴァン・ハーレン」、オランダ語では「ファン・ハーレン」と呼ぶ。
バンドはパサデナを中心に、ロサンゼルスやハリウッドなどのクラブでライヴを重ね、徐々に人気を集めていく。 この頃のレパートリーは、Deep PurpleやKiss、ZZ Top、Aerosmithなどのカヴァー曲を中心に、オリジナルを織り交ぜたものだった。
1976年、kissのGene Simmonsの資金援助を受け、デモテープを作るが、レコード会社は興味を示さなかった。1977年11月、レギュラー出演していたクラブに、Warner Bros. Records社長のMo Ostinと、プロデューサーのTed Templemanが突然現れバンドに契約書を渡し、24時間以内の契約を迫ると、バンドはその場で契約を決めた。

本作の多くの楽曲で炸裂した、Eddie Van Halenのライト・ハンド奏法は広く知れ渡った。インストゥルメンタル「Eruption」は、Eddieが個人練習で弾いていたフレーズを、プロデューサーのTed Templemanがたまたま耳にして、レコーディングすることになったという秘話があり、2009年に『Guitar World』誌が選出した50 Greatest guitar soloで2位にランク・イン。
1999年までにアメリカだけで1,000万枚以上を売上げており(RIAA:Diamond認定)、このセールスはバンドのアルバムの中でも『1984』に次ぐNo.2である。

Recorded:August 30– September 1977 at Sunset Sound Recorders, Hollywood
Producer:Ted Templeman

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コメント・評価

Selected Comments
51. dave rodgers ★★ (2005-07-16 13:11:00)
ロック・ギター奏法に革命をもたらした天才エディ・ヴァン・ヘイレンがセンセーショナルに登場した、VAN HALENの記念すべきデビュー・アルバム。
ワイルドにシャウトするデイヴ・リー・ロスの強烈な個性もさることながら、とにかく
エディの凄まじいギター・プレイ。エディが独自に生み出した両手タッピング、
「ライトハンド奏法」が世界中に与えた衝撃の大きさはもはや想像を絶する。
アレックス・ヴァン・ヘイレンとマイケル・アンソニーのタイトなリズム隊も、VAN HALEN
ならではの個性的なアメリカン・ハード・ロック・サウンドを確立するのに大きく貢献している。
KINKSの「You Really Got Me」をVAN HALENのアイコンみたくしちゃうんだから凄い。
やはり4は名曲!!
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53. ドッペル原画 ★★ (2005-09-06 12:45:00)
エドワードヴァンヘイレン、彼こそ万人が認めるカリスマだと思います。
一曲目のRunnin' with the devilからもう虜。
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58. 10倍太陽拳 ★★ (2006-03-09 20:16:00)
ヴァンヘイレン衝撃のデビュー作。
というかデビュー作にして最高傑作だと思う。
とにかく1978年にリリースしたサウンドとは到底思えません。
楽曲も充実してます。特に1~5(A面)の流れは最高。
そして何と言ってもエディのギターですね。
後のロックバンドに多大な影響を及ぼしたサウンド、テクニックは素晴らしいの一言。
ロック史に名を残すであろう超名盤!
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59. 湘南メタル ★★ (2006-03-20 23:48:00)
粒揃いの楽曲がぎっしり詰まった1ST。
エディ-のギタ-の音が気持ちよすぎる。
勢いがあって最高。
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60. GB ★★ (2006-03-21 21:28:00)
曲はサミー期の方が好き、デイヴはあんまり好きじゃないんだが、
ギターに関してはやっぱこの頃がベスト。
ハードにドライヴしてて非常にエッジの強い音なのに、一弦一弦が煌びやかに響いてる。
ソロよりもむしろリズムプレイのほうがより凄みがある。
多くのギタリストが「ベスト・ロックサウンド」と呼んで憧れ続けてるのもわかる。
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62. cozy_ima ★★ (2006-08-23 23:36:00)
★★★★★ハードロック名鑑10選
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65. 透明人間 ★★ (2007-11-16 21:27:00)
1985年生まれの僕がこのアルバムを聴いて一番ビックリしたこと
・・・これって70年代?!・・・
信じられへん。
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Recent 20 Comments

67. Lapis ★★ (2008-02-02 19:19:00)
このアルバムが発売したときは生まれてもいなかったのに・・・。
今のオリコンを占めてるような曲より断然カッコいいッ!
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68. 種蒔く人 ★★ (2008-04-29 21:30:00)
もう30年になるとは思えない。
エディのギタープレイがめちゃめちゃ目立ってる。
ただギターを弾きまくってるのでなく、曲の出来も素晴らしいものばかり。
デビュー作にして、最高傑作といわれるのも頷ける。
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69. だれる ★★ (2008-06-16 22:37:00)
このアルバムが出た年が78年というのが信じられない。
エディーのトレブリーなサウンドも、デイヴのエグイ声も全てがかっこいい!
エディー=弾きまくりみたいな印象がどうしてもあるが、このアルバムでのエディーのソロはちゃんと曲の一部になっていてこれまたいい!

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70. Beck0624 ★★ (2009-02-23 09:46:00)
31年前に出たにもかかわらず、遜色のない傑作。テクもさることながら、このギターのトーンを一生のうちに出せるようになりたいと思っているギタリストがごまんといるはず。フレーズの構成はまだパターンも少なく、まだ発展途上であったことがいまならわかるけど、すでに20歳そこそこでこのレベルは真の天才。しかもレコーディングはほぼライブ録音の状態。こんなバンドがこれからの30年でいったいどれだけ出て来れるのだろーか。この間、仕事でエディたちが子供時代を過ごしたパサディナに行ってきた。。。どんよりとしたアムステルダムからカキーンと快晴のカリフォルニアのど真ん中のそこそこ裕福な住宅地に引っ越してきたバンへイレン兄弟はここだからこんな風に開花できたんだなと思った。

71. はっちゃん ★★ (2009-05-21 02:29:00)
テクニカルなギタリストはあまり好みじゃないので及び腰だったんだけど、
聴いてみたらぶっ飛んだ。
かっこよすぎる。バンドによる一発録りの圧倒的なテンション、
兄弟にしか出せないグルーヴ、こんなバンドが現れるのがアメリカの恐ろしさ(笑)。
テッド・テンプルマンってのがちょっとアレだけど。
エディのギターサウンドは強烈極まりない。プレイよりもサウンド自体が
ものすごいインパクトを放ってる。もちろんエディの超絶プレイもすごいが
彼のすごさはソロよりむしろバッキングにあると思う。
三連チューン「I'm The One」を弾いてみれば解かる。この人のタイム感は独特だ。
アルバムの持つ破壊力はリリースから30年以上経った今でも変わることはない。
5150以降、音楽家になってしまったエディもここでは常軌を逸したロッカーだ。
同時代に盛り上

…続き

72. しょじゆう ★★ (2010-02-04 14:17:00)
エディのギターが一番生きている。 Runnin' with the devilからのライトハンド奏法ブームを起こした最強のインストEruption、オリジナルを超えたカバー曲You Really Got Me、AIN'T TALKIN' 'BOUT LOVE、I'm The Oneなど最高。
サミーもいいがデイブ期がいいな。

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73. テンさん ★★ (2010-02-16 13:51:00)
VAN HALEN伝説の1st。最強のインストEruptionはすごい影響力を与えた。
エディの神テクが一番堪能できるかな。
最強カバーのYou Really Got Meやリフが印象的なAIN'T TALKIN' 'BOUT LOVEなどね。
サミーのが歌唱力上だがデイブじゃなかやこういうのは歌えない

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74. フリーザ ★★ (2010-04-22 20:37:00)
とにかくこのアルバムは衝撃的でした。なんと言ってもエディーのタッピング(ライトハンド)奏法!!当時ここまでテクニカルなギターを聴かせてくれたのはエディーだけでした。もちろんテクニックそのものは昔からあったらしいのですが、大々的に取り上げたのはエディーが初めてということでライトハンド奏法は彼の代名詞となっています。
もちろんロックスターなる言葉がぴったりはまる(いい意味でも悪い意味でも!)デイヴ・リー・ロスのフロントマンとしての資質がバンドの成功に大きく影響していたのは言うまでもないことです。
アルバムの出来も最高だと思います。正直言ってこのアルバム以上のものを彼らはいまだにつくることが出来ていないとすら思います。
最高のアメリカンロックのアルバムです。お薦めの1枚です!
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75. ハジメタル ★★★ (2010-09-29 13:54:06)
ギターキッズ必聴アルバム。
テクニック、サウンド等、全てが凄過ぎる!
32年も前の作品なんて信じられますか?
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76. テカプリオ ★★★ (2010-10-12 21:37:08)
デビューアルバムがこれって凄すぎ! エディサウンドの響きは独特ですね とても70年代の作品とは思えない 各曲もクオリティ高すぎ サミー時代のなんて比べ物になりませんね
35分間にVAN HALENの8割9割が詰まっているといっても過言じゃないです
必携盤です

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77. マスター ★★★ (2011-02-13 16:07:58)
ハードロック、メタルが好きな者、ギターを心ざす者は聴かなくてはならないアルバム。
特にEruption。
デイブ期最高傑作
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79. ムッチー ★★ (2012-07-16 21:24:51)
個人的には、楽曲の質の高さという面では『5150』が一番だと思っていますが、
このデビューアルバムは、衝撃性、勢い、カッコよさなどにおいては抜きんでいていると思います。
何より驚かされたのは、プレイ自体はもとより、そのギターサウンド。
とてもじゃないが70年代の音とは信じられないほど、ザックザクに切り込んでいて、
それは③"You Really Got Me"などのリズムギターに特に顕著に表れていて、凄く好きです。

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80. ヤング兄弟 ★★★ (2012-10-02 20:40:44)
捨て曲が1曲も無い!ほぼ一発録りのサウンドの初々しさ、衝撃性、テクニック・・・、全てが魅力的。古臭さなんて微塵もありません。デビューアルバムにして最高傑作。
個人的には、エディのソロの後ろでバッキングのギターが鳴ってないっていうライヴ感と潔さがたまりません笑。

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81. あよー ★★★ (2014-06-14 04:04:25)
78年でこのサウンドかよ!ずるいわ!KISSがかわいそう!

にしても当時の人はどう思ったんだろう・・・後半の曲はあんまり好きじゃないけど、これは売れないわけがないよね。ジーンシモンズが彼らに出資してくれてよかった。

今の時代でもこのサウンドに劣るバンドはざらにいる。

魔法の音としか思えない・・・タイムスリップしたみたい

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82. こ~いち ★★ (2014-10-09 23:23:23)
確かに、この時代にしては、すごく音が良い。

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83. 枯林 ★★ (2015-12-17 19:00:47)
15~16年前に金が無くて図書館で借りました。当時聴いた時は今と趣味が全然違って良いとは思わなかった。変わるもんだぁと自分の変化に驚いております。そんな懐かしい思い出の作品。

78年の作品発なんですね。
1stからすでにVan halenしてます。

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84. MK-OVERDRIVE ★★★ (2017-08-07 08:55:48)
確実にハードロックの新時代を告げたVAN HALENの1st。
当時1stシングルの3.が60年代UKロックのカバーだとも知らず、そのイントロみたいな2.や2nd、3rdシングルのオンエアを耳にしてようやくEDDIEのとんでもない凄さに気付いた"非ギタリスト"であり"一般ロックリスナー"として戯言レビューしてみたい。
チャート最高位は19位でSAMMY時代の4作が全て№1アルバムになったことを思えば見劣りするかも知れない。それはきっとリアルタイムで奴らの凄さに気付かなかった一般リスナーが多かったからだろう。
"本作を聴かずしてロックギタリストを名乗るべからず"という論は本当である。しかし"ギタリストでもないくせに安易に本作を語るな"とまでは言う勿れ。同じ78年にデビューしたTHE CARSやTOTOと同列に考えていた自分でも、VHだけは革命的だったことが分かっているのだ

…続き

85. Tamasa ★★★ (2020-08-15 04:12:53)
ロックギターの全てがこの1枚で根底から変化してしまった。

ライトハンドだけではない。自作ギター、フラットな指板、無塗装ネック、1PU1ボリューム、ストラト系ボディにハムバッカー、ピックアップボディに直付け、半音下げ、茹でる弦、オールドPAFの復権、改造マーシャルから繰り出される理想のサウンド・ブラウントーン、(直後にはフロイド・ローズ)…全てここから始まったものだ。左チャンネルに振り分けられた生々しい1発録りも衝撃的だった(だろう。デビュー時はギリ未だ聴けていなかったもので)。

純粋に曲も素晴らしい。正にロックのお手本が並ぶ。
セールスは1984に次ぐらしいが、重要度は比較にならないほど高い。
まずは聴いておかないと話にならない1枚。

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86. 失恋船長 ★★★ (2020-10-08 12:59:13)
初めてHM/HRというジャンルを意識して聴いたのは1984年頃、既に時代の寵児であり当時はヴォーカル交代問題で話題をかっさらっていた記憶がある。
ど派手なインスト②にぶっ飛び、CMなどでも使われたKINKSのカヴァーはもはやVAN HALENのモノと言っても大げさではない代物、能天気なアメリカンだけじゃないダークな④、今作屈指のギターワークが楽しめる⑤と続き、凄いアルバムなんだという事を思い知らされた。
特に②における鮮烈なるギタープレイは、今聴いても鮮度がありライトハンド奏法という言葉を、多くのギタリストの脳裏にインプットさせる。今でもこの言葉を使う人も多いでしょうね。ロックギター史に残る一枚であることに異論はないが、まだまだツメの甘さも見受けられるが、エディの凄さは派手なソロにあらず、⑤のような曲で聴ける、バッキングの妙味。そのパワフルさと堅実なリズムの刻み、ハードエッジ

…続き
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