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Phill (Usher-to-the-ETHER)
地上の楽園 / Phill (Usher-to-the-ETHER)
真珠の夢は水の底に沈む / Phill (Usher-to-the-ETHER)
月下美人~tube Rose~ / Phill (Usher-to-the-ETHER)
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Phill
2003年発表の、5曲入りデビューミニアルバム。
タイプ的には、神秘的な女性Voをフィーチャーした幻想的な音楽で、やはりシンガーである
みとせのりこさんのプロジェクトのKIRCHEや、初期ZABADAK、初期ALI PROJECT辺りを
引き合いに出せそうな音。ただ前述のアーティストと比べると歌メロはキャッチーではなく、
音に融けていくようなメロ使いになっていたり、リズムトラックもちょっとパーカッションが
入る程度の静かなものになっていたり、ポップ性よりも情景描写により重きを置いた感じ。
KIRCHEの「Mirage of Sand」「水夢」などプログレ色の強い曲が好きな人にお勧め出来そう。
この音を語るのにASTURIAS(日本のプログレ)なんかが引き合いに出されているのを見た事が
ありますが、確かに情景描写の巧みさでは共通するのかもしれ
Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-06-23 04:18:00)

地上の楽園 / Phill  →YouTubeで試聴
アルバム最後の曲にして、最も壮大なメロが聴ける曲
例えるなら、ファンタジー系の冒険譚のフィナーレで、主人公達の目の前に緑の楽園が広大に広がるシーンをバックに「The End」って出てる感じです。本当に天国に逝って人生も「The End」になりそうな心地良さ(笑)。しかし、ラストの声は結構びっくりしましたね…。
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2007-06-22 22:07:55)

真珠の夢は水の底に沈む / Phill  →YouTubeで試聴
アルバム中でこれが一番好き…かも。
やっぱり壷井さんのヴァイオリンは良いですね。静謐な森の中に佇む、清い水を湛えた噴水。サウンドをそう表現するなら、ヴァイオリンはその周りを舞う蝶って感じ。歌メロも結構耽美&ダークな部分がありつつ、コブシ的な音程移動なんかもあって印象に残る。静かなドラマ性を湛えた、神秘的な名曲。
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2007-06-22 22:06:59)

月下美人~tube Rose~ / Phill  →YouTubeで試聴
3拍子が際立った音、ちょっとZABADAKっぽいかも?
ピアノと歌の余りにも美しい絡みに、脳内のアルファ派が根こそぎ出されそう…私はあまりの心地良さに、初聴きからして寝ました(笑)。…ぶっちゃけ二回目も寝ました(笑)。ホントの意味で「夢心地」なサウンド。
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2007-06-22 22:05:20)

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