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Contraband / VELVET REVOLVER
ふぁうすと ★★ (2004-10-14 05:24:00)
スラッシュ、ダフ、マット・ソーラムは新しいバンドを結成するにあたり、最初は元BUCKCHERRYのジョシュ・トッドをヴォーカルとして活動する予定だったが、それが頓挫に終り、「ああ~、大いに期待できるバンドが生まれたと思ったのに…」と嘆いたもんだ。
それから時は流れに流れ……。
6月中旬、MTVでSLITHERのプロモが流れたときだったが…「あれ、随分カッコいいロックをしているじゃないの。新人さんかな?…画面に映っているのはスラッシュにダフに、マット…何てこった、知らなかったワイ!」…随分長い間BURRN誌を読まないでいたからなぁ…。CDも古典的名作ばかりを漁っていたし。
さて、プロモを見た後は即CD屋にダッシュで駆け込んだよ、ホント。ストックがあるのか分からなかったが、店に出ている最後の一枚だった。売り切れ寸前、セーフ!
スラッシュ、ダフ、マット・ソーラムと元GN'Rのメンバーが3人いるから、GN'Rの復活(名ばかりとなりつつある本家は、ほぼ完成していると言われる新譜をいつになったら出してくれるのやら)を期待するのは仕方ないが、しかし彼らは新しい魅力を聴かせてくれる。「元GN'Rの3人が帰ってきた」というよりは「新しいバンドが誕生した」というのがピッタリかも。ヴォーカルのスコット・ウェイランドは今回初めて知ったのだが、迎えられるべくして迎えられた感じ。
ロックンロールの危険な香りを匂わせる、危ない色気のある感じがひどく中毒性をアピールしてくる。「ロックっていうのはな、こうでなくちゃいかん!」と声を大にして主張したくなった。
100万枚を売り上げ、アメリカでプラチナディスクを獲得したそうで。当然だよ、その結果は。質の善し悪しは一聴しただけでも分かるもん。
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