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War of Love / NEGATIVE
メタル・ハンター ★★ (2004-04-18 00:32:00)
ハノイ・ロックスやガンズ&ローゼスを啓蒙するということで、北欧のバッド・ボーイズ・ロックンロールかと思っていましたが、想像とは裏腹に北欧のメロディーを惜しげもなく繰り出す普遍的なロックンロール・サウンドに聴こえてしまいました。
とはいえ帯に書いている「エモーショナル・ロックンロール」の名の通り、哀愁を帯びた美しいサウンドが脳内に心地良い刺激を与えてくれます。
ヴォーカルのヨンネ・アーロンは華美なルックスからは想像もつかないくらい男らしいヴォーカルを披露してくれるし、美しいメロディーを紡ぎだすバックも申し分ありません。
特にヨンネ・アーロンは限られたスターのみが持つことを許されるロックスターのカリスマ性を十分持ち合わせている素晴らしいヴォーカルだと思います。
惜しむらくは全編通じて同じようなメロディーが続き、どこにでもあるような普通のロックアルバムに感じられてしまうことです。
とはいえ、これがデビューアルバムであることを考えたら、十分なポテンシャルを秘めた素晴らしいバンドであると言えますね。
→同意