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AWAKE / WANDS
5150 ★★ (2003-09-29 15:25:00)
第3期WANDS最初で最後のアルバム。このアルバムを発表後解散。
新ヴォーカリスト:和久次郎 新ギタリスト:杉元一生
このアルバムは以前に比べて若干ロック色が強いように思う。スティーヴ・ヴァイ、ポール・ギルバートが好きだという杉元の加入により、ロック的なリフ、メロディアスながらテクニカルなソロなどがあり、確実にWANDSに新しい風が送りこまれている。
和久のヴォーカルも前任の上杉に似た声質・歌唱を持ち、楽曲のレヴェルを下げることはない。
個人的には和久の、上杉より鼻にかかった甘く伸びがある歌唱のほうが好みである。
そして曲作りも長期間かけ70曲から厳選してレコーディングしただけあって、かなり高品質で、以前のアルバムにも引けをとっていない。
このアルバムが期待する程売れなくて~そして解散となったのは、やはり時代の流行の変化やWANDS=上杉だったため、彼が脱退してファンが離れてしまったことにあると思う。
しかし今聴き返してみると本当にいいアルバムだと思う。
私が思うに、新メンバーが二人も加入し、新しいWANDSとしてスタートをきったんだから、もっとプロモーションすべきだったと思う。TV出演・ライブ、その他メディアへの露出はほとんどなかった。

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