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Opium for the Masses / BAD MOON RISING
酒とバラの日々 ★★ (2005-03-08 22:37:00)
今聴いてみると…決して「名盤」ではないかもしれないけど、この作品ならではの魅力もあって聴き応えのあるアルバム、という感じです。
英国的/叙情的な空気は(曲によってはあるにはあるんですが)かなり減退して、ザラついたトーンのパワフル/グルーヴィーなギターリフと
熱っぽいボーカルで押しまくる曲が目立ちます。なにはともあれ、アルドリッヂのギタープレイは最高にスリリング!!
個人的にこのザラついたギタートーンは好きだし、パワーで押す曲には本作ならではのカッコよさがあると思うので結構好きです。
当時は「グランジに身を売った」的な評価だったらしいのですが、うーんそれも微妙かなぁ…90年代には何枚もそういう評価を受けた
HR/HMアルバムがありますが…大前提として、本作は「ハードロック」以外の何者でもないです。
時代の「空気」を吸っていることは間違いないとは思うけど…5曲目はアリス・イン・チェインズの陶酔っぷりを連想してしまったし。
このバンドをこれから聴こうと思う方には1stからまず聴かれることをオススメしますけど、これはこれで魅力があると思います。
自分もこのアルバムは評価を見直してほしい1枚です。…でも「聴かせる」方の曲はメロディをもっと練ってほしかったかなぁ…

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