この曲を聴け!
Tuonela / AMORPHIS
mokusatu ★★ (2006-08-23 02:27:00)
そうかー、色んなレビューを見て回ったがこのアルバムもサイケ要素があったのか・・・見るまで全く気付かなかった。そう考えるならシングル「MY KANTELE」とつながっている事になるわ・・・。
個人的には、オルタナ的と言われると「それは分かる」と言ってしまうので、これは幽玄オルタナ・ハード・ロック(言うだけタダだから色んな事言ってみたいんです)。99年発表の4thアルバム。
このバンドは「キーボードアレンジをキーボーディストがやっていた」と仮定する。
2ndはKasper Martensonによる透明感のある冷ややかな感触、3rdはKim Rantalaによる豪華でハモンドを多用するサウンド、と考えるとこのアルバムのキーボードアレンジの特色も納得出来る気がする。
このアルバムの専任キーボーディストは、いない。
だから、装飾が前面に出て来ない。「空気感の演出」以上の使い方をあまりしてない。
そう考える事も出来ると思いました(仮定で言ってるだけなんで信じないで下さい)。
劇的な静動対比、やりすぎなメロディック・リフがない事は「MY KANTELE」収録「THE BROTHER-SLAYER」を聴いた時点で予想出来るしそれでも全く構わないと思える格好良い曲だったが、今作はゲストでキーボードと木管楽器を付けてもらっているとは言え(木管楽器奏者Sakari KukkoはPIIRPAUKEというバンドの人らしい)、味気なさはやっぱある(「THE BROTHER-SLAYER」はハモンド超全開でしたし)。
デス声全開⑤「GREED」、サビのコーラスが切ない⑥「DIVINITY」、オルタナぽいと思う⑦「SHINING」、中近東サイケ⑧「WITHERD...」、フルート出ずっぱり⑨「RUSTY MOON」の流れはとても好きです。
ちなみに次作は聴いた事ありません。
→同意