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Savage Amusement / SCORPIONS
フライングV ★★ (2004-06-09 14:42:00)
当時、『Black Out』や『Love At First Sting 』みたいな新作を求めていた私は、この
アルバムを聞き終えた後、喜びもあったが充実した満足感がなかった。
しかし聞き込んで行くうちにハードロックを越えた得体の知れない物悲しいスコーピオンズ
ロックサウンドでお気に入りのアルバムとなった。
ドラマティックで哀愁感じるツインギターのイントロ!中間ソロ前の盛り上りのサビ!泣き
のボーカル!ミディアムテンポが心地いい重低音の『Don't Stop At The Top』。
物悲しい『Rhythm Of Love』。
泣きのアルペジオ、悲しく歌っているようなギターリフ、ドラマテックな盛り上りをみせ、
これまたクラウスの訴えるような歌唱力を感じる『Passion Rules The Game』。
スコーピオンズらしくない?ジェイク・E・リー在席のオジーやラットを彷彿とさせる
軽快なロックンロールがまたいい『We Let It Rock…You Let It Roll』。
疾走感溢れる慌しいスピードチューン『Love On The Run』。
お約束?のバラード『Believe In Love』。
どの曲を取り上げても、やっぱりスコーピオンズである。

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