この曲を聴け!
Am Universum / AMORPHIS
mokusatu ★★ (2006-09-06 14:35:00)
今まで前作「TUONELA」とセットで捉えていましたけど、方向性が違いました。
個人的に前作は、歌ではなくメロディでもなく木管楽器でもなく、ムードとしての「黄泉」に焦点を合わせると楽しくなったアルバムでしたが、今作は単純に「サイケデリック・ハード・ロック」として楽しめる・・・というか結局、アルバムのまとまりとしては次作「FAR FROM THE SUN」に近く、他の方も仰られていますが、とにかくとっつきやすい、キャッチーなアルバムで、1曲目から格好良い佳曲が連発されます(結局「TUONELA」というのはコンセプト・アルバムで、AMORPHISの中でもとりわけ異色のアルバムだと思います)。
2006年の最新作「ECLIPSE」によって再び注目されている気がしますから、ついでにこのアルバムも再評価されるといいですねー。デス声もらしい民謡旋律もなく、よく聴けば最も「ELEGY」から遠いアルバムである気もしますが・・・。
繰り返しますけど、翳りは同じでも楽曲の力点が「TUONELA」と違います。
2001年発表の5thアルバム。
なんと作曲の片腕であったはずのOlli-Pekka Laine(B.)が脱退(でMANNHAI結成)、前作でゲスト扱いだったSanteri Kallio(Key.)が正式にメンバーとなっている(故にシンセがかなり前に出てる、と思うのは私の思い込みかな・・・)。
前作同様Sakari Kukkoという人(PIIRPAUKE)がサックスで味付け。フルートはなし(残念!!)。ちなみにサックスが特徴のアルバムでも何でもないです。
→同意