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Live in Europe 1979 / URIAH HEEP
きょうきょう ★★ (2007-02-14 05:43:00)
『DEMONS AND WIZARDS』や『THE MAGICIAN'S BIRTHDAY』でプログレ方面から高い評価を得た事も、後から振り返ると不幸だったのでは?
幻想的・魔術的という形容詞をつけられることが多く、雑誌などで取り上げられるアルバムもバイロン時代ばかりという状況では仕方ないかもしれませんが・・・
とかくライブに関しては難をつけられがちですが、HEEPはHRバンドだと再確認すべきではないでしょうか?
『LIVE'73』や『KING BISCUIT FLOWER HOUR』でのD.バイロンのボーカルは若干線が細く
パワフルさに欠ける部分も見られますが、本作ではジョン・ロートンが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。
演奏自体も非常にまとまっていて、特にベースが力強いサウンドを聞かせてくれます。
このアルバムで繰り広げらているものは、まぎれもなくハードなロックとしてのHRです。
ジョン・ロートン時代屈指の名曲「SYMPATHY」は収録されていませんが、彼の歌声を存分に満喫できるライブアルバムだと思います。
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