この曲を聴け! 

Katmandu / KATMANDU
KA'z ★★ (2006-02-14 00:35:00)
最近は大学時代に触れたアルバムを懐かしく聴いています。(丁度90年前後でしょうか)
当時は金銭的にも余裕があり、ジャケ買いもしておりました。
音楽を聴くのにジャケットの良し悪しは本来は関係ないかもしれません。
しかし「そりゃないやろ!」と自分の感性で「!?」と感じるものが何枚かあります。最近ではEDGUYの新作然り、古くはMETAL CHURCHの『HANGING IN THE BALANCE』など聴く前から意欲をそぐ作品があると思います。(あくまで私的見解ですが・・・)
KATMANDUのこの作品も正にそれでした。おどおどしい怪物のようなジャケットに趣味の悪い紫の帯、お世辞にもカッコいいといえないバンド名といい、とても素人が手を出す代物ではないように最初は感じました。
しかーし、元ASIAのM・メイヤーが参加していると帯に書かれたのを見ると放ってはおけませんでした。無知だった自分は元FASTWAYのD・キングのことはよく知らなかったし、きっとASIAみたいな音だろうと勝手に想像していたのです。
結果はASIAとは似ても似つかないごく普通のHRでしたが、凄くはまってしまいました。当時はこんなごく普通のHRを聴かせてくれるバンドが(一部を除き)壊滅状態に近かったので、妙な新鮮さも覚えたものです。目当てのM・メイヤーよりもD・キングのVoに惚れ、70~80年代を彷彿させる強力なナンバーが次々と繰り出されていく様は圧巻でした(特に⑦⑩が◎です)
幾度聴いても全然飽きることなく、自分的にその年のBESTアルバムだったと記憶しています。

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