この曲を聴け! 

ONCE UPON A TIME... / VALHALLA
29 ★★ (2002-03-19 03:51:00)
店内でかかっていたのを聴いて何気なく購入した1枚でした。ちょっと待て…これはすごい1枚じゃないか!?
どうもスペインのバンドで、自主制作アルバムに続く1stになるらしい。タイプとしては、この際言い切ってしまおう!『君たちをはKEEPERS~」時のHELLOWEENの正統な後継者である!!』と!!!!(笑)この一言でわかって頂けるでしょうか。煽情力のあるメロディが臭く疾走を重ね、そこによく通るハイトーンVoが乗り、勇壮なコーラスやが彩りを加える…ここまで誉めるととんでもない名盤のように聞こえるかもしれないけど、いや、かなり高水準で良質のメロディック・スピード・メタルですよ。
確かに方法論としては新しい要素が少なく、「~タイプ」と括るのは簡単でしょう。EDGUY、HEAVENLYのいいところだけ抽出した感じです。特にVoのPatxa(何と読むのだろう?)はマイケル・キスクの生まれ変わりである!(笑) そしてこれが重要なんだけど、スペインのB級バンドといった雰囲気はなくメジャー感に溢れているんですね。もしかしたらこれってとんでもない掘り出し物なんじゃ!?
個人的には③“Metalopolis"(苦笑)、⑥“The Outlaw"、⑪“Humans"の3曲がかなり気に入ってます。メロディが非常に明快で、軽快に疾走していくところがホントキスク在籍時のHELLOWEENを彷彿させます。当時の彼らをこころから愛している人、そしてHEAVENLYを許容できる心の広い人は必携の1枚であることは間違いないです。
ただね…このどうしようもないジャケットだけはいただけないなぁ…。特撮モノの怪獣のような一つ目のサル(?)のイラストなんだけどこれはかなりダサい。もしこのアルバムが凄い売れて日本盤も出てビッグバンドになったら、絶対このジャケットだけは後悔すると思う(笑)
超オススメ!!

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