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A Night at the Opera / BLIND GUARDIAN
こうじ ★★ (2005-01-12 13:23:00)
は~。つまらん音を出す様になったもんだ。
前作はコンセプトだから肩に力が入ってたんだ、今回はやってくれてるだろう、と
思って聴いたら、さらに絶望した。
あっちで迷い込んだ袋小路を、さらに突き進んだ感じだな。
初期ハロウィンに影響され、バリバリにスラッシーなメロパワでスタートし、
徐々にメロディックにドラマチックにオペラチックになりながら
進化してきた彼ら。もう飽和しちゃってる感じだな。
29さんの指摘通りで、クワイヤが垂れ流しなのと同時に、
強力なリフが無いってのが致命的だな。ってか、リズムギター自体が無いに等しい。
前作もそうだけどバックでジャーンって、こっちも垂れ流しなの。
で、単音/ハーモニーのギターばっか前に出てホワホワ鳴ってるから、
全体的に中音域の壁だらけで、暑苦しいったらありゃしない!!!
憶測だけど、最近のメロスピが単音リフばっかなのって彼等の悪影響かなぁ?
このジャンル全体がロックからかけ離れたオタク的方向に突き進んでるけど、
その先頭で旗振ってんのがこのバンドなんだろうな。フェス開くぐらいだしな。
やっぱり前々作はプロデューサーにケツ蹴られたから良かったんだよ。
あのアルバムにある緊迫感、トリップ感、アグレッションって全作品を
眺めた時に少し異質だもんな。
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