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Dreamland / DGM
Metropolis ★★ (2004-08-29 17:13:00)
この作品でDGMを初めて知ったわけですが、曲がいいですね。
冒頭のタイトル曲「DREAMLAND」はロックな面を前に出しながらドラマチックに展開しているし、しかもヘヴィです。シンフォニックな疾走チューンの「REASON TO LIVE」も疾走系のバンドとは一線を画しています。
ラストの3曲である 「LIE!」、「SWEET SURRENDER」 、「FEELING FOREVER」 には大悶絶でした!!
ネオ・クラシカルな旋律、プログレテイストを上手く取り入れた複雑な展開、何よりギターのリフが変化に富んでいる、これがツボを突くのかもしれません。やはりメタルはリフだな、と感じてしまいます。

またシンフォニックな面も嫌味がないし、ギターのディエゴのセンスの良さが素晴らしいです。しっかり弾いているけどエモーションを忘れていないし、B級イタリアンメタルにありがちな、インギーのフレーズを消化していない単なるスケールの上下運動になっていません。
ラストのインギーのナンバーは、彼らのルーツが見えて、微笑ましいです。

ラッセル・アレン風のティッタの歌声もバンドカラーに合っています。これだけいいバンドなのになぜ埋もれてしまうのか、世の中にはあまりにも不可解な現象が多すぎます。

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