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今日の10曲
失恋船長 (2024-10-24 03:20:27)
『永遠に光り輝け奇術師の手先を持つ高速ギタリスト ジョシュア・ペライア』10選



①Joshua – Surrender Love
個人的にはジョシュアと言えばこの曲を思い出す
思い入れではNovember Is Going Awayだが
総合力ではこちらが上
合わせ技一本である
エモーショナルな歌声のジェフ・フェンホルト
彼の甘めのハイトーンが好き
ブラックサバスに一瞬加入してデモ音源を残す
あとギーザー・バトラーバンドでも歌っていてデモがある
そのジェフの加入がバンドサウンドを底上げした
曲重視の姿勢もいい
ギターソロでは唐突に速弾きを披露するのはご愛敬
そこがジョシュアである








②Joshua - Heart Full of Soul
まぁヤードバーズのカヴァーになるのだが
叙情味がプラスされジョシュアらしさが増量
こういう曲を上手くこなすのが彼らの魅力
やはり歌がいい





③Joshua - Your Love Is Gone
あまいなぁメロディックですね
硬軟交えた叙情派ハードナンバー
1stから三曲続けて選びましたが
正直あのアルバムが一番
全部あれからでもイイ
随所に飛び出すギターと
裏で鳴るキーボード
上手くやっています







④Joshua – Hold On
ねじ込まれる強引なギター
俺がジョシュアだという顔を見せつけているが
そんなに凄いわけじゃないのがジュシュアの愛されポイント
アクセル・ルディ・ペルタイプである
キャッチーなパートと対比する攻撃的なギターサウンド
強引な組み合わせだがかっこいいと納得させる
次の曲も凄くイイ
やはり1stは名盤だ





⑤Joshua - November is Going Away
狂おしい程に感情を揺さぶる泣きの旋律
これぞじジュシュアの代表曲
これ一発で歴史に名を残したとメロディ派のマニアは自負します
そういう見づらさがプロレスのバトルロワイヤルのように感じれられたのならば
この曲は楽しいぞ
ここで歌うスティーブン・フォンテーンはオーディションでバーニー・ショウより先にユーライアヒープの
シンガーの座を勝ち取るも私生活に難がり過ぎでクビになった男
要するに不真面目だからステージではペケね
ここでもイマイチなんだよなぁ
でも彼の透明感のある声は邪魔していない
主役はジョシュアのギターだが曲がいい
ガルネリウスのカヴァーがある意味最強かもしれない
ジョシュアの音楽室に飾ってある肖像画みたいなヘアースタイルが目に浮かぶよ







⑥M-Pire - You Want It All
ジュシュアというバンド名を捨て活動していた90年代半ばにリリースされたアルバム
2001年に再びジョシュア名義でリリースされるややこしいアルバムChapter Oneから
ブルージーさを加味させたハードサウンドはそれまでとは感触が違う
ジョシュアのルーツとしては問題はない
歌い手も実力派でクリアーな声を歪ませ歌っている
ソロではリズムカルなプレイ
スライドを使ったりと今までとは違う面を強調しているが
速弾きする姿はやはりジョシュアで
お得意のフレーズも顔を出す




⑦Joshua - Reach Up
新たにロブ・ロックがシンガーの座につき
先行でシングルカットされた
アルバムのオープニングナンバー
ギターは控えめで甘口なサウンドに変換
もっと攻撃的なサウンドの方がイイのだが
時代はメタルバブル全盛の時代
当然の変遷だろう









⑧Joshua – Stand Alone
ロブの優しい歌声が印象的です
名一杯張り上げるだけじゃないリラックスした歌声が印象的だ
控えめなジョシュアだったが
曲で勝負できるところは魅せてくれたが
アルバム全体が丸みを帯びた軟弱なモノだ
しかいAOR系のハードマニアには歓迎されるだろう
哀愁のメロディを弾くジョシュアは常に魅力的である



⑨Joshua - Divine Intervention
ジョシュア名義では最後のアルバム
2012年にリリースされた
まさにResurrectionなアルバムとなった
シンガーはマーク・ボールズ
昔みたいなキレイで繊細な歌声ではなくなったが
彼の加入はバンドの格を上げた
練り上げられた展開は過去イチ
アルバムのオープニングナンバーとしては申し分ないインパクトを残した
最近名前を聞かなくなったジョシュア
残念である
最後まで1stを越えられなかった
なにより本当はどんなギタリストだったんだろう
それがジョシュア・ペライアである






⑩Joshua - Blood On The Nile
アルバムのリーダートラックと言えるシリアスなナンバー
過去のアルバムと比較しても甘口だけではない
硬派な面を膨らませているが叙情味は失われていない
マークの荒めの歌声が気になる
ライブの合間にレコーディングしたのかと不満もあるが
これがリアルなマーク・ボールズなのかもしれない
色んな意味でジョシュアは最後まで付いていなかった気がする
でも歌メロはいいぞ





ポール・ディアノに続きジョシュア・ペラヒアがなくなった。でも今ではジョシュア・ペライアの方がカタカナ表記としては正しいらしい。英語の話せない日本人あるあるである。メディアがそういうと信じるよね。でも発音なんで本当のところはワシには分からん。洋楽も邦楽も別けて音楽を聴いたことはありません。だから英語の訛が聞き分けられないのでしょう。でも投資詐欺にひっかかることもありませんのでご安心ください。

ジュシュア・ペライアの出会いは80年代の後半、イングヴェイの登場により速弾きブームは上がりきる。そんな中で友人が教えてくれたのがNovember Is Going Awayだった。イントロで奏でられる鍵盤プレイの美しい旋律。そしてジョシュアの泣きのギター、一発で心を掴まれた。正直、凄い上手いわけではないのだが、アメリカ人とは思えない泣きの感性に共鳴したのである。
今以て愛している珠玉の一曲。世間的には知名度も低く、知っていてもNovember Is Going Awayだけの一発屋扱いである。
確かIntense Defenseの評価がめちゃくちゃ低く、それを丸呑みするしか能のないメディア信者の馬鹿共の多さもが一番なんだが、そんな盲目な狂信的信者も後期高齢者となったので、偏見の少ない若い人にはジョシュアを知って欲しい。

彼の奏でる独特の旋律。それはネオクラとはまた違った風合いがある。

あぁここにきて2001年リリースのSomething to Sayから一曲選ぶの忘れていた。許しておくれよジョシュア。配信盤も出ていますのでメロディ派のマニアは追悼しましょうよ

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