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Lay Down the Law / KEEL
失恋船長 ★★★ (2024-10-22 01:14:25)
何故か発言が消えていますねぇ。ホントに投資詐欺に引っかかった気分です。一体どこにいったのでしょう?
STEELERが最もシュラプネル系列では売れた作品と言われている。それだけイングヴェイの存在が功績をもたらしたのでしょうが、その煽りを一番受けたのがロン・キールかも知れません。
なんかイングヴェイを越えられない男、みたいなネガティブな感情を個人的に持ってしまうのですが、でもロン・キールは大好きですね。彼が女性をバックに従えたバンドもチェックしたし、メタルカウボーイ時代から、カントリー時代も抑えております。
世間から評価の低いサーベルタイガーの歌入れさえもワタクシはロン派です。
何故か憎めない男ロン・キール。ここでも彼の不器用なスタイルが良い味出していますよ。上手い下手じゃないロッカー、ロン・キール。イングヴェイの離脱により、人気が出始めでバンドは瓦解するも、こうしてKEEL名義となりシュラプネルからアルバムが出たのは喜ばしい限り。
二人のギタリストも切れ味鋭いリフワーク、そしてソロでは派手にキメ、これぞシュラプネル感を誘発。アメリカンメタルならではの剛毅なリフとの対比も絶妙、それでも主役はロンという作りは聴きやすさを誘発している。
耳馴染みの良い歌メロ、一発で覚えられますよね。知らずにサビを口ずさみたくなる親しみやすさが今作最大の魅力でしょう。
力技一発なストロングスタイルながら、商業性も鑑みたサウンドは、デビュー作としては申し分ない、ロン・キールと言えば、コレでしょうという歌とパフォーマンスに溢れている。STLLELR時代からやっていたと言われるラストのカヴァー曲もクロージングソングとしてはピッタリでしょう。
L.Aスタイルって最初は硬派だったよなぁと、思い出させてくれる一枚です。
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