正式なデビューが叶わなかったUS産5人組の'81年と'82年に録音されたデモをリマスターを施し発売した作品(タイトル:Awaken The Metal King) それにしても録音年を鑑みると...中々の逸品の本作はプリースト型正統派でありながら積極的にKey.を導入し抒情性も併せ持つメロディックさは結構衝撃的ではないだろうか ②In days Of Heavy Metal[1982] / BREAKER >カナダ産5人組の4曲入り唯一作"In Days Of Heavy Metal"収録の三部構成ラスト曲 その起承転結のドラマ性は70年代プログレ風味と怪しさ漂うカルトメタル的メロディが交差する展開でややひ弱な歌唱を差し引いても名曲と呼べるでしょう WARLORDやMANILLA ROADにMEDIEVAL STEEL辺りに反応する方向きかな...と 因みに「Cult Metal Classics」からボーナス2曲+リマスター盤で'18年に再発済み ③The Silent Roar[2015] / CRISIS >正式デビュー出来なかった英国産4人組のデモやセッション等の未発表音源を収録した"Battlefield"(全15曲トータル約75分!!)にから 如何にもNWOBHM的な正統派は何処か男気を感じさせシッカリとしたメロも伴ってて中々魅力的な作品となっているのではないだろうか ④World Of Madness[1992] / DREAMLORE >Vo.も含め全パートを一人でこなす"一人プログレメタル!?"とも言うべき11曲入り唯一作"Confined To Destiny"の実質ラストに収録された曲(ラストは1分半ほどのアコギインストなので...) タイプ的にはQUEENSRYCHEやFATES WARNINGに近くアコギを積極的に導入し抒情的ドラマ性を演出 また独りよがりにならないメロも魅力的だろう ⑤Last Days[1991] / HELD UNDER >US産5人組の唯一作"Dying Breed"収録曲で、前身はDISCOVERYっつうヤツらしい メロディックなツインG.がよく効いた正統派メタルは時にスラッシーさを感じたりして、頭に思い浮かぶのがINTRUDERとか...かな 曲も粒揃いでして...'08年にその前身DISCOVERY時代のデモ等も収録した2枚組リマスター再発盤(「STORMSPELL Records」)もありますのでご興味の方は是非一聴を ⑥You're The One[1986] / LEATHER NUNN >US産5人組の唯一作"Take The Night"からで、意表を突く変化球などもなくその至極真っ当な正統派メタルはある種の潔さを感じます 流石にコレで表舞台に出られるほど甘くはなかったが、地下でうごめくメタルも偶にはスゴんで見たくはなるものだろうネ 曲によっては...MALICEに通じるモノも感じるだろうか ⑦Can't Help It[1986] / LITCHEN GREY >唯一作だった5曲入りEP.であったにも関わらずB!誌レビューで93点などというあり得ない点数を頂戴してしまったUS産4人組 線の細い歌唱とメロウで適度な哀愁感そして如何にもなLAメタルは多分にDOKKEN的だが、聴きようによってはSHYに通じるモノも感じられる 流石に93点はヤリスギ以外の何物でも無いが、特に(何故にバラードから始める!?)1曲目や2曲目そしてタイトル曲などのセンチメンタルさなど確かに素晴らしい ⑧Heart Still Beats[1992] / SAY >少しややこしいが同年にオリジナルであるジャケ違いの自主制作盤もあるが、一般的にはボーナス3曲を加えた「LONG ISLAND」盤の方なのだろう アルバムタイトル曲でもある本曲を始め"Higher"など"これぞメロハー!!?"と呼べる楽曲もあるのだが曲によってはAOR強めで"黒さ!?"を感じてしまう曲もあったりと微妙なのが玉にキズかも知れない ⑨Sands Of Time[1989] / SCARLET RAYNE >ややクセ強めのテイト型ハイトーンが炸裂するUS産トリオの唯一作"Theater Humanitarian"から アコギからというこの手の王道的展開はB級マニアが求める音でしょう 因みにボーナス2曲+リマスターを施した'07年再発盤があります(「ARKEYN STEEL Records」!!!) ⑩221B戦記[1997] / 筋肉少女帯 >今まで同様に最後は国産から 声優界の大御所二人とアニソン界のアニキこと故水木一郎氏が参加した名曲 何か胸にアツいモノが込み上げてくるかのような展開は最早様式美と言えるでしょう ※アルファベット順(⑩は除く) 番外編 ○ドラマティック・エアポート~北ウイングⅡ~[1984] / 中森 明菜 >スタジオ作として6作目"Possibility"のラストに収録された曲で作曲は林 哲司さん あのヴィブラートがまだ発揮されていない事が逆にメロディの良さとドラマティックさが良く伝わってきます 最早、コレはメロハーと言えるのではないだろうか 因みにワシ...曲単位ではもっと好きなのもあったりするのだが、アルバム単位なら本作が一番好きだろうと思う(ボーナス2曲も良いので'22年再発盤をオススメします) (シン・聖なる守護神)"> 今日の10曲 この曲を聴け! 

今日の10曲
シン・聖なる守護神 (2024-10-19 23:18:47)
『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ~第4弾~ ※コレではマニアック過ぎるでしょう編 (第1弾:発言No.933 第2弾:発言No.938 第3段:発言No.940)

①I'm Not Ready[2013] / ALLOY CZAR
>正式なデビューが叶わなかったUS産5人組の'81年と'82年に録音されたデモをリマスターを施し発売した作品(タイトル:Awaken The Metal King)
それにしても録音年を鑑みると...中々の逸品の本作はプリースト型正統派でありながら積極的にKey.を導入し抒情性も併せ持つメロディックさは結構衝撃的ではないだろうか

②In days Of Heavy Metal[1982] / BREAKER
>カナダ産5人組の4曲入り唯一作"In Days Of Heavy Metal"収録の三部構成ラスト曲
その起承転結のドラマ性は70年代プログレ風味と怪しさ漂うカルトメタル的メロディが交差する展開でややひ弱な歌唱を差し引いても名曲と呼べるでしょう
WARLORDやMANILLA ROADにMEDIEVAL STEEL辺りに反応する方向きかな...と
因みに「Cult Metal Classics」からボーナス2曲+リマスター盤で'18年に再発済み

③The Silent Roar[2015] / CRISIS
>正式デビュー出来なかった英国産4人組のデモやセッション等の未発表音源を収録した"Battlefield"(全15曲トータル約75分!!)にから
如何にもNWOBHM的な正統派は何処か男気を感じさせシッカリとしたメロも伴ってて中々魅力的な作品となっているのではないだろうか

④World Of Madness[1992] / DREAMLORE
>Vo.も含め全パートを一人でこなす"一人プログレメタル!?"とも言うべき11曲入り唯一作"Confined To Destiny"の実質ラストに収録された曲(ラストは1分半ほどのアコギインストなので...)
タイプ的にはQUEENSRYCHEやFATES WARNINGに近くアコギを積極的に導入し抒情的ドラマ性を演出
また独りよがりにならないメロも魅力的だろう

⑤Last Days[1991] / HELD UNDER
>US産5人組の唯一作"Dying Breed"収録曲で、前身はDISCOVERYっつうヤツらしい
メロディックなツインG.がよく効いた正統派メタルは時にスラッシーさを感じたりして、頭に思い浮かぶのがINTRUDERとか...かな
曲も粒揃いでして...'08年にその前身DISCOVERY時代のデモ等も収録した2枚組リマスター再発盤(「STORMSPELL Records」)もありますのでご興味の方は是非一聴を

⑥You're The One[1986] / LEATHER NUNN
>US産5人組の唯一作"Take The Night"からで、意表を突く変化球などもなくその至極真っ当な正統派メタルはある種の潔さを感じます
流石にコレで表舞台に出られるほど甘くはなかったが、地下でうごめくメタルも偶にはスゴんで見たくはなるものだろうネ
曲によっては...MALICEに通じるモノも感じるだろうか

⑦Can't Help It[1986] / LITCHEN GREY
>唯一作だった5曲入りEP.であったにも関わらずB!誌レビューで93点などというあり得ない点数を頂戴してしまったUS産4人組
線の細い歌唱とメロウで適度な哀愁感そして如何にもなLAメタルは多分にDOKKEN的だが、聴きようによってはSHYに通じるモノも感じられる
流石に93点はヤリスギ以外の何物でも無いが、特に(何故にバラードから始める!?)1曲目や2曲目そしてタイトル曲などのセンチメンタルさなど確かに素晴らしい

⑧Heart Still Beats[1992] / SAY
>少しややこしいが同年にオリジナルであるジャケ違いの自主制作盤もあるが、一般的にはボーナス3曲を加えた「LONG ISLAND」盤の方なのだろう
アルバムタイトル曲でもある本曲を始め"Higher"など"これぞメロハー!!?"と呼べる楽曲もあるのだが曲によってはAOR強めで"黒さ!?"を感じてしまう曲もあったりと微妙なのが玉にキズかも知れない

⑨Sands Of Time[1989] / SCARLET RAYNE
>ややクセ強めのテイト型ハイトーンが炸裂するUS産トリオの唯一作"Theater Humanitarian"から
アコギからというこの手の王道的展開はB級マニアが求める音でしょう
因みにボーナス2曲+リマスターを施した'07年再発盤があります(「ARKEYN STEEL Records」!!!)

⑩221B戦記[1997] / 筋肉少女帯
>今まで同様に最後は国産から
声優界の大御所二人とアニソン界のアニキこと故水木一郎氏が参加した名曲
何か胸にアツいモノが込み上げてくるかのような展開は最早様式美と言えるでしょう

※アルファベット順(⑩は除く)

番外編
○ドラマティック・エアポート~北ウイングⅡ~[1984] / 中森 明菜
>スタジオ作として6作目"Possibility"のラストに収録された曲で作曲は林 哲司さん
あのヴィブラートがまだ発揮されていない事が逆にメロディの良さとドラマティックさが良く伝わってきます
最早、コレはメロハーと言えるのではないだろうか
因みにワシ...曲単位ではもっと好きなのもあったりするのだが、アルバム単位なら本作が一番好きだろうと思う(ボーナス2曲も良いので'22年再発盤をオススメします)
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