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今日の10曲
失恋船長 (2024-10-15 12:52:02)
『胸キュン/胸熱ロック 88』10選



①Show-Ya - Flame Of The Angels
寺田恵子の背信行為から奇跡の復活を遂げる
前任者よりも全てが上のステファニーだったが
このバンドの大半は日本のロックが好きな人たちだった
だから本格派志向を打ち出すバンドとそりが合わない
本気で海外での活動を望む彼女達
ステファニーは適任だった
スケールの大きなバンドサウンド
従来のバンドらしさも残した作風は挨拶代わりに適している
ステファニーは凄い才能をもったシンガーだった
後にも先にも日本のバンドで歌う女性シンガーでは彼女が一番である
昨今のガールズメタルムーブメントを見ると余計にそう感じる





②HAGANE - 天下五剣
ドラムの娘がめちゃくちゃ頑張っている
頬を膨らませ叩きまくっているPVを見てチョイと笑ってしまったが
ああいう姿を見せられることが大切だ
ギターもテクニシャン
ベースはルート弾きで十分です
日本人の好きそうなメロディックスピードメタルだ
オジサンにはチョイハズい
やっぱりこの手のサウンドは紙一重だと思った





③EARTSHAKER - MORE 2015
何度もリメイクされているアースシェイカーの代表曲
これはパチンコ機器のタイアップソングらしい
とにかく大胆なアレンジが施されている
歌メロなど基本線は変わりようがないが
中盤で盛り込まれるアッパーな展開は新しい
好き嫌いは分かれるかも知れないが
迫力で圧倒させる








④KEEL - Because The Night
ジーン・シモンズの助言もあったのだろう
カヴァー曲だがアルバムの流れ的に違和感はない
優しく語りかけるような歌声
でも我慢できずに最後は金切り声のロン
これでいいのである
売れ線サウンド大歓迎
ヒット狙いとミュージシャンとしての矜恃
やっている





⑤Lee Aaron - Metal Queen
メタルシーンを代表する女性シンガー
そのド迫力の歌声に圧倒される
妙なエロさを発揮する
火あぶりシーンが印象的だったPV
昔はあんなんの多かったなぁ
意味がよく分からないが
メタルクィーンって歌はあの世界観なんだろうかぁ
メロディアスなミドルナンバーはいつ聴いてもカッコイイ






⑥Warlock - All We Are
ドロ姐さんの迫力のある歌声
上手い下手では語れない生き様が声に乗っている
今でも現役でメタルディーヴァとして活躍する彼女
この曲はバンドの代表曲だろう
車が吹っ飛びまくるPVもバカバカしいのがたまらん
ギターソロもド派手
懐かしの80年代型サウンド
親しみやす功を奏している







⑦Budgie - Breadfan
人間椅子のカヴァーは少なからず
このバンドに光を当てただろう
時代的にメディアからの評価を受けられなかったバンド
この吹けよ風
呼べよ嵐と言いたくなるようなリフに悶絶
このバンドがNWOBHMムーブメントに与えた影響は計り知れない
何がNWOBHM四天王だ
大嘘つきのレコード会社の手先共め
恥を知れと言いたいのだが
それを盲目的に信じ込む輩がメタルシーンを支えているのだから世も末だ
スローパートに流れる瞬間からまたハードパートに流れる
あのゾクゾク感に悶絶しまくりである







⑧Razor - Iron Hammer
モーターヘッドよろしくな暴走ナンバー
ダーティーで刺々しいサウンド
神経を逆撫でする傍若無人ぶりに首の疼きも止まりません
小細工無用のドーピングスピードメタルに悶絶



⑨SAXON - Crusader
ごくごく一部の批評家に乗っかる激ヤバ集団
自称サクソンファンには目眩を覚えるのだが
つまらないアルバムの中でもバンドとしての威厳を保ったミドルナンバー
そのスケールの大きさに圧倒される
このバンドはいつも淡泊
それは昔から
そしてNWOBHM的スタイルに特化したのは81年から82年の間に出した3枚のアルバムだけ
それ以降は試行錯誤を繰り返している
アルバム毎に作風は違っていた
同じ路線と感じるのは近年のアルバム2枚くらいだろう
でもアメリカンナイズドである
クタバレアメリカンナイズドである
彼らが受けた不条理なレッテルを剥がしてあげたい








⑩陰陽座 - 土蜘蛛忌譚
初期ならではの攻撃的なナンバー
展開も二転三転とこのバンドの魅力を内包している
個人的には瞬火さんが歌うパートにもの凄く魅力を感じるので
こういう曲は大歓迎だ
メジャーデビュー後は最大公約数の曲が増え灰汁が薄まった
だから類似アイデア拝借バンドの和楽器バンドに喰われる
餅は餅屋

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