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The Final Frontier / KEEL
失恋船長 ★★★ (2024-10-13 11:24:47)
うーん、過去の発言がなくなっている。KEELの大半がなくなっている。うーん、投資詐欺にあった気分である。なぜ消えた?

気を取り直して再投稿。どうも気乗りしないのだが、③のヒット曲にはお世話になったので再投稿しますよ。

プロデューサーにジーン・シモンズが名乗りを上げKEELをバックアップ。③のカヴァーからも感じる売れるぞと言う意欲。そしてジーン・シモンズと成功の方程式を当てはめ豪快なKEELサウンドを時流に合わせて作り上げた。練り込まれた楽曲に付け焼き刃感はなく。彼らのもつ豪快さが際立つ形となったのは正解。
押し引きを作ることで懐が深くなったという事だろうが、キャッチーでポップな旋律が増えた事で不満も出たのだが、プロデューサーがジーンである。随所にKISSらしさを感じるのはプロデューサーの名前がなくとも感じるほど、王道アメリカンロックを踏襲している。
シンプルでノリのいいロックサウンドに、情緒と足し芸術点を上げた今作。ギターワークもソロでは派手目に決め、見せ場を設けメリハリが効いている。まぁ、ロンの、あの金切り声が聞こえてくれば、もうどれもがKEELサウンドになるだろう。マイケル・デ・バレス大活躍の⑥なんて、らしさ全開&MTVを見越している。

1986年と言えば、時代の潮目となった時代、ラストに収められている疾走ナンバーが多い方が好みだが、バラードで一発ヒットという図式が出来つつある時代に上手く立ち回った。当時よりも今の方が評価も高くなりそうだ。聴きやすさでは今作が一番だろう。

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