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今日の10曲
失恋船長 (2024-10-04 08:20:05)
『胸キュン/胸熱ロック 87』10選
①Impellitteri - Power Grab
激しいツーバスのリズムによって導かれるドメタル
こういう曲をやってきていないインペリテリ
常に彼はグラハム時代の幻影と闘ってきた
特にポニーキャニオン時代は同じような作風を連発して求心力を失う
あれは日本側の意向だろう
流石はフロンティア
先行された曲はどれもがトラディショナルなサウンド
そこに閃光の如きソロが彩る
それでイイ
これが聴きたかった
②加瀬竜哉 - Magic
彼が作ったソロ名義のアルバムは歴史に残る名品だった
しかしメディアからのフォローもなく
時代的に最も厳しい背景の中でメロディックメタルをやってくれた
坂本英三と村上宏之の協力を得て作り上げたアルバム
こういうアメリカンでキャッチーな楽曲を作る手腕に脱帽
ギターにベースにキーボード
作詞作曲能力がありエンジニアとして飯を喰った
才人だった
彼の名がメタルシーンに刻まれないのは無念である
③ダンプ松本 - Trouble Maker
Netflixのドラマ効果は凄いね
あの珍品が配信されるとは
44Magnumが手掛けたハードナンバー
こういう哀愁のメロディが映えるミドルの場合
ポールは乾いた声で魅力的に歌い上げてくれる
彼の歌声が聞こえてきそうだ
それにしても凄い歌声だ
ここまで聴きすすめるとマシに聞こえる
④BREEZE LEAST - SCREAM
一部のマニアから愛される国産様式美メタルバンド
ネオクラではないクラシカルなフレーズとロック然とした力強さ
そのサウンドに負けない表現力豊かな女性シンガー
才能溢れるギタリストとシンガーの融合は
1stアルバムを確実に越えている
リメイクが多いのも不満にならない
この曲だってそうだろう
フーガロックここにあり
友人の持つCD-R音源をリッピングしたやつしか持っていないので
正式なヤツが心の底から欲しい
少々高額でもワシは買うぞ
⑤ANTHEM - THE NIGHT WE STAND
ロンドンでレコーディングされたアルバムから
トニー・タヴァナーのプロデュースとロンドンの影響もあるのか
いつもよりも英国メタルに聞こえる
こういうシャッフルナンバーもクールでカッコイイ
世間的にこのアルバムの洋也はイマイチという意見が多いのだが
それは全くの嘘である
ここでも魅力的なソロを弾いている
裏で鳴るキーボードも効果的なんだよな
森川之雄もカッコイイ
今のアンセムに足りないモノが確実に存在している
⑥中間英明 - Last Battle
映画ふうせんのサントラに収録されているインストナンバー
加藤雅也が主演のヤクザ映画だったはずである
ハードでメロディアスなインストナンバー
中間の叙情的なフレージングを存分に味わえる
彼独特のタイム感が独創的な音色を奏でている
ある意味○○の影響下にあるが
それを咀嚼して自己流に昇華しているからカッコイイ
⑦SEBASTIAN BACH - Crucify Me
SKID ROW時代を意識したソロアルバムから
モダンな味付けはSKID ROWの3枚目のアルバムに似ている
浮遊感のあるメロディを彼独特の歌声でメロディックに歌い上げる
その華やかさとダークテイストが上手く合致
ヘアメタルを否定してきたのだからこういう曲が似合わない分けがない
誰が聴いても華のあるミドルナンバー
古さに埋没しない手法は絶対に評価すべき
誰が聴いても鮮度のある曲である
速いだけの曲なんてつまらん
⑧MICHAEL SCHENKER - Love To Love
アクセル・ローズが歌ったリメイクヴァージョン
オリジナルよりも空間演出を強めた一曲
テクノロジーの発達がよりドラマ性を高めた形になった
それにしてもアクセル・ローズが目立たない
彼はこの仕上がりに満足しないだろう
インストパートの緊迫感と美メロ美旋律の数々に焦がれる
⑨Cyntia - Return to Myself~しない、しない、ナツ。
売れないとイケないプレッシャーをヒシヒシと感じさせる
浜田麻里のヒット曲をカヴァー
チョイエロを挟んだPVも作ったが大ヒットとはいかず
絶対にギターの娘は不満そうだもんぁ
このバンドはドラムが上手いのよね
シャープにスパーンとキレる
⑩花冷え。-我甘党- (WE LOVE SWEETS)
日本よりも海外で火がついたメタルコアバンド
2.5次元キャラ全開のビジュアルを活かした女性だけのバンドだが
サウンドは一流
グロウルとカワイイギャルが交互に登場するパフォーマンスは海外でもウケるだろう
BABYMETALに続け
でも日本ではどれだけフォローされているのか?
こういうサウンドは好みではないオジサンでも応援はしたい
少なくとも邪魔はしたくない
→同意