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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-06-24 05:47:16)
『ヘヴィメタルが聴きたい㉖』後半



①Infernäl Mäjesty - None Shall Defy
伝説のカナディアンスラッシャーの1st
日本ではゴット伊藤の低評価をウケて評判は良くなかったが
生粋のスラッシャーからは絶賛の嵐
あの男はアメリカのラジオステーションでメタリカの評判が急上昇してから
矛先を変えメタリカを絶賛した前科があるので信用ならん
ワタクシのメディア嫌いは名物元編集長の偏見とその取り巻き
そして知ったかぶりの権化ゴットに尽きるのだが超狭い業界&日本人が英語がサッパリ
だから今でも通用する
恐ろしく悲しい話だがだからメタルの高齢化社会は避けられない
いずれ死にゆく文化だろう
これからは花冷えみたいなバンドが残るのだろう
オジサンにはコレで十分
緊迫感のあるイーブルなサウンド
このスリルと厳つさがたまらん




②Assassin - The Upcoming Terror
身も蓋もないスピード命なサウンド
良識のある人からは
こんな野蛮な音楽なと認められるかと
なじられるよう極悪なサウンドです
最高ですよね
ブラスト一歩手前の高速ビートも懐かしい
温故知新ですよ







③Alcatrazz – Guardian Angel
グラハムが歌う予定のメロをなぞっている印象はあるが
急場をドゥギー・ホワイトは完全にしのいでくれた
グラハムのいないアルカトラスは認められないと言われるが
前作はアルカトラス名義に拘るのならば酷い内容だった
つまらない曲の寄せ集めが誘発するグラハムの衰え
アルカトラスファンにとっては方向性を定めた今作は救いとなったろう
なぜ前作があんなにつまらなかったのかは
豪華ゲストにより企画倒れ
そんな失敗を払拭した今作は名盤と読んで差し支えないだろう
オールドスクールを愛するものとしては老害になりたくないねぇ
オープニングのGuardian Angelって求められるタイプの曲じゃないの?







④Anthem - Burning Oath
レーベルも移籍して心機一転となったが
個人的には坂本英三の限界を見たアルバムでもあった
次で森川之雄が戻ってきても驚かなかったが
このアルバムを越えるような作風になっていない
皮肉なものだ
柴田直人のソングライティング力が落ちてからの復帰
個人的には小出しではなく本気でアルバム一枚リメイクして欲しい
最新作はそれほどつまらなかった
あんなもんで終わるバンドじゃないぞ
坂本英三が悪いのではない英三とのコラボに限界が来たのだ
メタルって狭義だから同じ歌い手で方向性を絞るのには限界がある






⑤Earthshaker - Yesterday & Tomorrow
永川敏郎が正式に加入する前の曲をセルフリメイク
当然キーボードがいない時代の曲など大胆なアレンジが施されている
何度も擦っているMOREだが今作のアレンジは大好きだ
Whiskey and WomanもGamblerも好き
ドラムソロを追加したFugitiveも
1993年という正統派メタル冬の時代にシェイカーは素晴らしいアルバムを作った
WEAには感謝しているが何よりメディアからのサポートを受けられなかったのは残念だ

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