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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-04-29 15:18:56)
『ヘヴィメタルが聴きたい㉓』



①XYZ - X Y Z
ドン・ドッケンプロデュースで話題にもなった
本格派のサウンドはどにだしても恥ずかしくない
燃えたぎるロックナンバーの④など大好物だ
より個性を強めた2枚目も素晴らしい
併せて聴いて欲しいバンドだ
やはり巧者揃いというのが大きい







②Black Sabbath - TYR
様式美サバスを極めた歴史に名を残す一枚
しかしサバス的にはそこまでのインパクトは残していない
コージー・パウエルのドラムも重厚感を出すことに貢献
スタジオでは完璧な仕事をするマーティン
ジェフ・ニコルズは益々バンドを支え荘厳なる世界観の演出に貢献した
この音を聴いて軽いといったアホウに出会った時は言葉を失った
もう一度スポットライトを当てて欲しい名盤ですね






③Metal Church - Hanging in the Balance
90年代にリリースされたと言うことでグランジ/オルタナムーブメントの影響は受けている
その反面新たなる魅力を詰め込んだ意欲作であり
方向性の幅を広げただけで従来の持ち味を失ったわけでは無い
ミドルナンバーがチョイと味気ないかも知れないが
歌の上手さで全てをカバー
乾いた哀愁のメロディが耳を惹きますよ





④人間椅子 - 羅生門
ドラマーが後藤マスヒロに変更してリリースされたアルバム
このバンドらしいマニアックさとメジャー感が絶妙にブレンド
弱かったドラムが強化され妙なサブカル感が一掃された印象を受ける
今では影が薄い初期作だが忘れて欲しくない一枚だ
実現しなかったがトニー・アイオミのプロデュース事件でも有名なアルバム



⑤Slayer - Show No Mercy
彼らの記念すべきデビューアルバム
ヘヴィメタルの流儀に則り過激で野心に満ちたサウンドを披露
メイデンやJPなどの影響も強いがVENOM的な禍々しさも加味されている
スラッシュメタル四天王という言葉が嫌いだ
当時の彼らはメタリカやメガデスよりも異端扱いされていた
もっとマニアが聞く者として敬遠されていた時期がある
キワモノ扱いを受けていたが
この音を聴いてそんな非礼は許されないだろう
凶暴性という点では頭一つ抜けていた

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