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今週のアルバム10選
失恋船長 (2023-09-19 11:14:30)
秋の夜長に『ガールズメタル特捜部』後編

①Malteze - Count Your Blessings
パワフルな歌声を披露するのはバンドの主人公たるバーバラ・マルテーゼ
彼女のメタリックで艶やかなストロングヴォイスを中心に
ダークな正調アメリカンパワーメタルをやり切っている
売れはしかなかったがクオリティは高い
2022年にSkol Recordsから再発された時は幻のEPが追加された
マニアにとっては家宝となるお宝であろう
ギタリストの一人が日本人?なのか日系人なのか分からないが
日本名の人物がいるのでそこが音楽性に反映されているのだろうか?
気になる要素が多い



②Starless - 銀の翼
シンフォニックなキーボード
そしてハードに躍動するリズム
本格的なプログレハードサウンドは
後生に影響を及ぼしている
女性シンガー宮本桂子も堂々とした歌いっぷり
けして負けていない紅一点とはこういう事だろう




③Crystal Pride – Silverhawk
北欧の一発屋バンドのように思っていた
日本盤が出たときもShocking BlueのVenusやったりと
北欧風としてはイモ臭いなぁであったが
このEPを聴いて評価が一変
元々は北欧風ドゥームロックやっていたんだもんね
EUROPEの成功で狂った北欧シーン
そのブームに乗って変節するもなりきれなかったんだなぁ

 
④Blacksmith - Blacksmith
アタッキーなリズムとギターはあくまでも攻撃的
そこに絡む女性シンガーの歪んだハイトーンヴォイスと
懐かしいスタイルのヘヴィメタルです
後のギター以外全員変えてアルバムをリリースしますが
Strike While the Iron's Hotでは
その2作をひとまとめにしてコンピ作としてリリースもされました
裏街道を走るアングラパワーメタル系こそアメリカンメタルですよね



⑤Carrie - Secrets
Mad Maxのメンバーがいたりプロデューサーにラルフ・ヒューベルトの名前を発見出来たりと
意外性の高いバンド
全然有名ではないので詳細は不明だが気になる点が多い
地味目の曲で幕が開けるもアルバムは徐々に盛り上がる
キーボードと生かしたサウンドだが硬派なスタイルを貫いている
少々息切れしている場面もあるが女性シンガーのアンネレン・ミッデンドルフは色を添えている

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