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The Division Bell / PINK FLOYD
殺戮の聖典 ★★ (2004-11-03 13:00:00)
前作「THE MOMENTARY LAPSE OF REASON(鬱)」は、奇才ロジャー・ウォーターズが脱退したこともあってか批判も多かった。
約7年ぶりとなる'94年発表の本作は、身を委ねたくなるような美しいサウンドが全体を覆い尽くしているという印象だ。
美しいピアノの「CLUSTER ONE」に始まり、威厳に満ちたサウンドの「WHAT DO YOU WANT FROM ME」、ギルモアの歌声が優しく包む「POLES APART」、流麗なギター・ソロが聴けるインスト「MAROONED」、天から一筋の光が差すような美しいメロディの「A GREAT DAY FOR FREEDOM」、まるでU2のような「TAKE IT BACK」、80年代ポップのような「COMING BACK TO LIFE」、絶望的な哀愁に満ちた「HIGH HOPES」等、PINK FLOYDの名に恥じない聴き応え十分の作品である。
全米・全英№1は伊達じゃない!

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