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今週のアルバム10選
失恋船長 (2022-11-30 15:30:25)
『スピードメタル戒厳令③』


①ELIZA - Born To Be Wild, To Be Free
途中からアメリカンなポップ志向を打ち出したが
初期の彼らはヨーロピアンテイスト溢れる正統派のバンドだった
ド派手なルックスとは裏腹な叙情派スピードメタル路線
表題曲もそうだがNever Say Dieなどスピードメタルと言っても差し支えないだろう
むせび泣く哀愁のツインリード
ド派手なドラムと地を這い唸りを上げるベース
素晴らしいバンドだった




②Dr. Mastermind - Dr. Mastermind
スピードメタルと言って真っ先にイメージするバンドの一つ
ギターは正式な音源を数えるほどしか残していないカート・ジェイムス
その腕前は相当な力量なのだが知名度の低さは絶望的だ
インギー直系カートのギターを前面に出した破壊力満点のさうんどは
スピード狂にはたまらん魅力がある





③FRONT GUERRILLA - FIGHT BACK
女性シンガーNAOMIをフロントに据えるハードコアパンクスメタルバンドが1986年にリリースしたEP
復刻してくれないかぁ
メチャクチャストレートに弾け飛ぶスピーディーなサウンドは音質の酷さなど吹き飛ばす勢いがある
日本よりも海外でウケそうなスピード狂にはたまらんスタイルですよね
日本人なんでワビサビがあるのよ
歌謡チックな歌メロも個性的なんですよね





④Trauma - Scratch and Scream
クリフ・バートンがかつて在籍していたバンドとして知られる
ここではド派手なギターも活躍するパワフルなスピードメタルを披露
シュラプネルからリリースされただけにロス・アレクサンダーは派手にキメまくる
もう少し話題なってもよいギタリストだったが次が無かったのが問題なんだろう
オープニングから鼻息の荒くなるようなスピードサウンドに興奮しますね





⑤KAT - Metal and Hell
ポーランドを代表するスピードメタル番長
日本ではメディアの酷評を受けウンコ駄作扱いでも有名
その筋のマニアを激怒させているのですが
四の五の言わずにツッコんでくる直情型スピードサウンドは理屈抜きに刺激的だ
血なまぐさいブラッケンドさも演出として効いている

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