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DAHLIA / X JAPAN
N男 ★★★ (2005-03-04 14:48:00)
1996年発表の4th Album。
現時点でこのバンドのアルバムとしては最低のクオリティなのは否定出来ない。
もっとも、相対評価が“イマイチ”なだけであって、絶対評価ならば確実に“最高”。
ほとんどの曲がシングルで出ているだけあって、音楽史に名を残せる凄まじいまでの美旋律の嵐。
サウンドは前作までとは明らかに異質、海外の音楽的影響がYOSHIKIに与えた影響は大きなものだったようで。
これまでの曲とアレンジの仕方がまるで違う、当時は実験的だったんでしょうけど、何回も聴いているとDAHLIAのエフェクトですらアリかなとか思ってしまうから不思議(もちろんノイズはなしだろう)。
特にTOSHIの変化もある意味、必然だったのでしょう、凄くキレイな声になったと思います、もはや加工された芸術品、一体どれだけ声帯に薬打ったんだよ・・・
hideのギターソロもいつも以上に無駄を感じない、“遊んでる音”が少ないので本人の個性が薄いかなぁ。
石塚先生のダーディなギターサウンドも炸裂してない、もはやメタルとは言えない音楽性になってきたので必然と言えば必然だが。
オススメは①、②、④、⑥、⑦です。
⑩はシングルのほうが好き。

[★★★★☆]

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